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村上春樹氏のベストセラーが電子書籍化、『1Q84』『海辺のカフカ』など8作品

販売戦略

2020/12/12 08:30

 新潮社は、村上春樹氏の小説8作品の電子書籍版の配信を主要電子書店で12月18日に開始する。

村上春樹氏の小説8作品が待望の電子書籍化

 今回、電子書籍として配信が開始される8作品のうち長編作品は、若き著者が取り組んだ幻想と冒険が交錯する渾身の長編小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、英訳されて村上春樹の名を世界に知らしめた壮大な物語『ねじまき鳥クロニクル』、15歳の少年を主人公にその柔らかい魂の旅を描いた『海辺のカフカ』、村上ファンから熱い支持を受け続ける『海辺のカフカ』、社会現象ともなり、3巻すべてがミリオンセラーとなった青豆と天吾の愛の物語『1Q84』、謎と暗喩に満ちたある画家の運命的な物語『騎士団長殺し』の5作品。

 ほかにも、短編集として『螢・納屋を焼く・その他の短編』『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』も電子書籍化される。

 あわせて、長編小説5作品については、文庫で2~6冊となるオリジナルの「合本版」も同日より配信する。