今年最も成長した日本のテック企業は? デロイトトーマツが50社を発表
デロイトトーマツグループは、日本国内のTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界の企業を対象にした過去3決算期の収益(売上高)に基づく成長率ランキング「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2020年 日本テクノロジー Fast 50」を12月10日に発表した。
18回目となる今年の1位は、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」を提供するスタメンで、過去3決算期の収益に基づく成長率が5914%に達している。
2位にVisaプリペイドカードアプリ「バンドルカード」を開発・運営するカンム(成長率は1787%)が、3位にドローン・AI・ホバーバイクの開発や演算力クラウド、電力事業などを行うA.L.I.Technologies(成長率は1014%)がランクインした。
受賞企業50社の、3決算期売上高成長率の平均値は304%で、受賞企業のうち34%が成長率150%以上の企業となっている。
事業領域別では、ソフトウェア(52%)が最も多く、メディア(20%)、通信(16%)がそれに続いた。
受賞企業の中には、エネルギーやリユース事業を展開するクリーンテック、産業用ドローンを開発するハードウェア領域の企業、医師専用コミュニティサイトを運営するライフサイエンス領域の計6社も含まれている。また、いずれの領域でもAI、データ分析、クラウドといった、近年注目されている領域の事業を展開する企業が目立った。
受賞企業の売上高規模をみると、売上規模10億円未満の受賞企業が前年(26%)から6ポイント下落する一方で、10億~50億円未満の受賞企業の割合が前年(48%)から4ポイント上昇しており、前年と比較して受賞企業の平均規模は大きくなっている。
18回目となる今年の1位は、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」を提供するスタメンで、過去3決算期の収益に基づく成長率が5914%に達している。
2位にVisaプリペイドカードアプリ「バンドルカード」を開発・運営するカンム(成長率は1787%)が、3位にドローン・AI・ホバーバイクの開発や演算力クラウド、電力事業などを行うA.L.I.Technologies(成長率は1014%)がランクインした。
受賞企業50社の、3決算期売上高成長率の平均値は304%で、受賞企業のうち34%が成長率150%以上の企業となっている。
事業領域別では、ソフトウェア(52%)が最も多く、メディア(20%)、通信(16%)がそれに続いた。
受賞企業の中には、エネルギーやリユース事業を展開するクリーンテック、産業用ドローンを開発するハードウェア領域の企業、医師専用コミュニティサイトを運営するライフサイエンス領域の計6社も含まれている。また、いずれの領域でもAI、データ分析、クラウドといった、近年注目されている領域の事業を展開する企業が目立った。
受賞企業の売上高規模をみると、売上規模10億円未満の受賞企業が前年(26%)から6ポイント下落する一方で、10億~50億円未満の受賞企業の割合が前年(48%)から4ポイント上昇しており、前年と比較して受賞企業の平均規模は大きくなっている。