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実に簡単! 「Go To Eat東京」のプレミアム付き食事券を購入してみた

時事ネタ

2020/11/20 19:49

 11月20日にスタートした「Go To Eat キャンペーン Tokyo」(Go To Eat東京)のプレミアム付き食事券(アナログ/スマートフォン申し込み)を同日購入してみた。19日からキャンペーンサイトで受付を開始した引換券の申し込みから、実際に購入するまでの手順は実に簡単に感じた。これなら、その場でスマートフォン(スマホ)で登録して購入することも可能だと実感するほどだった。

購入した「Go To Eat東京」のプレミアム付き食事券

個人情報はメールアドレスだけ

 記者が購入したのは、1万円で1万2500円分(1000円×10枚、500円×5枚)のプレミアム付き食事券が1セットになったもの。各食事券はシールになっていて、加盟店で使う際に必要な分だけ台紙からはがして使う。2021年3月31日までに使わないと無効になる「有効期限」が記されている。
 
引換対象店舗では約10人が並んでいた

 BCNの近くにある「なんでも酒やカクヤス」が引換対象店舗の1店になっていたので、10時半ごろに立ち寄ってみると、すでに10人ほどが並んでいた。しかし、入口でアルコールで手指消毒をして料金を支払い、食事券を受け取るだけの作業なので、長時間並ぶということはなかった。

 では、申し込みから振り返ってみよう。Go To Eat キャンペーン Tokyo(Go To Eat東京)のプレミアム付き食事券の購入方法は、アナログ食事券(はがき申し込み/スマホ申し込み)と、デジタル食事券の三つの方法がある。今回は、アナログ食事券をスマホで申し込んだ場合の手順を紹介する。

 まずは、キャンペーンサイトの中段にある「アナログ(紙)食事券 購入&利用方法はこちら」をクリック。「購入&利用方法」に飛んだ先にある「スマートフォンによる申し込み」のQRコードをスマホで読み込む。
 
キャンペーンサイト中段にあるQRコードをスマホで読み込む

 すると、スマホにメールアドレスを入力する画面が表示されるので、入力欄にメルアドを記入する。必要な個人情報の入力はこれだけ。入力する際、@マークの前後でスペースが分かれているのに少し面食らうが、たいした問題ではない。
 
メールアドレスを入力するだけで引換券の受取完了

「引換済みにする」を自分で押さない

 メルアドを入力したら、「申し込みを確定する」をタッチすれば、指定のメルアドに食事券引換券のURLが記載されたメールが送られくる。あとは、引換対象店舗の店頭でそのURLをタッチして、店員に見せる。料金を支払い、店員がスマホ画面の「引換済みにする」をタッチして確認した後、店員から食事券が渡される。

 注意すべきは、「引換済みにする」ボタンを事前に自分で押してしまわないことだ。会計前に誤って押してしまったら食事券は購入できなくなるので、必ず店員の指示に従おう。
 
購入前に自分で押さないように注意

 1回当たり、1人2セットまで購入することができる。また、スマホからの申し込みは先着順となり、1日の発行数は制限がある。

 なお、食事券は都民以外でも購入できたり、出前館やウーバーイーツは対象外になったり使い方に意外なルールがある。使い方については既報の記事を参考にしてほしい。

<関連記事>
都民じゃなくても購入できる! 「Go To Eat東京」食事券の使い方
(https://www.bcnretail.com/market/detail/20201117_200012.html)

 考えてみると、これまで予約サイトで飲食店の予約をすることはあっても、1万円も先払いすることなど一度もなかった。食事券は有効期限までに使わなければ無効になるので、対象の飲食店を探して使い切るしかない。政府からすれば、受け身ではなくプッシュ型の消費刺激策となるので経済効果は大きいと感じた。今回の東京の予算額は500億円なので、食事券の限度額を使いきれば500億円が都内の飲食店に落ちることになる。

 BCNがある東京・神田界隈の商店街でも、遅めのランチに使っていた店に「閉店のお知らせ」の紙が貼られているのを目にするなど、新型コロナの影が忍び寄っている。感染対策に注意を払いながら、飲食店を応援しようと思う。(BCN・細田 立圭志)