ビール飲用者が減少傾向? 直近では自宅派が急増

データ

2020/11/06 19:30

 マイボイスコムは、7回目となる「ビールの利用」に関するインターネット調査(回答数1万78件)を10月1日から5日に実施し、その調査結果を発表した。ビールを飲む人は5割強で、過去調査と比べて減少傾向となった。男性40-70代では各60%台と高く、女性20・30代では各20%台と低くなっている。週1回以上の飲用者は3割、ビール飲用者の6割弱となった。

最新の調査でビールを飲む人は5割強にとどまった

 ビールを飲む場面は(複数回答)、「食事中」がビール飲用者の63.2%、「食事の前」「最初の一杯」「仕事や飲み会などの、つきあいで飲むとき」「家族と一緒に、家族の晩酌のつきあい」が各20%台であった。若年層では「食事の後」が高く、「食事の前」が低くなった。

 ビール飲用者のうち、ここ半年くらい、ビールを自宅で飲むことが多い人は、「自宅で飲むことが多い」「どちらかといえば自宅で飲むことが多い」を合わせて8割弱。ビールの飲用頻度が高い層で高くなっている。
 

 ビール購入時の重視点は(複数回答)、「味」がビール飲用者の74.6%、「のどごし」が45.9%、「価格」が30.9%。「ザ・プレミアム・モルツ<香る>エール」「クラフトビール」主飲用者では、「香り」の比率が高くなっている。ビールの飲用意向者は、アルコール飲料飲用者の74.3%を占めた。男性40-70代では8割前後となっている。ビールを月1回以上飲む層では9割を超える結果となった。