【記者のひとこと】コロナ禍での展示会の価値
本日(10月23日)まで「CEATEC 2020 ONLINE」が開催されています。かつては家電見本市としてにぎわっていた同イベントですが、16年から脱家電見本市を宣言し、「Society 5.0の総合展」への生まれ変わりを目指して大きく変化してきました。昨年には20周年を迎え、まさに節目を迎えているといえます。
「さあこれからだ」というところで、今年はコロナ禍での開催。史上初のオンライン開催という形で無事に開催はできたものの、出展者数は前年の半分近くまで減少してしまいました。水を差されたと言わざるを得ません。
一方で、オンラインになったことでメリットもあり、新規出展者率は前年を上回ったそうです。また、入場者数も前年以上の数字を見込んでおり、オンラインならではの良さを生かしているといえます。
昨今の状況は、イベント事業者にとってかなり痛手ではありますが、市場のステークホルダーは例年通りメーカーの情報をまとめて得られる場を求めているでしょう。オンラインへと移行した後でも、いかに参加者の満足度を高められるかがポイントになりそうです。(銭君毅)
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一方で、オンラインになったことでメリットもあり、新規出展者率は前年を上回ったそうです。また、入場者数も前年以上の数字を見込んでおり、オンラインならではの良さを生かしているといえます。
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