ぴえんこえてぱおん? 今さら聞けない「ぴえん」と「ぱおん」の使い方
【いま注目のトレンドワード・5(ミーム編)】 ネットサーフィンをしている際に「この単語、よく見かけるけど一体どういう意味なのだろう」と、ふと疑問に思ったことはないだろうか。知る人ぞ知る“キャッチーなワード”がいっぱいある中、今回注目したのが、「ぱおん」。まるで象の鳴き声のようなこの言葉、実は「JC・JK流行語大賞2020年上半期」のコトバ部門トップ5にランクインしている。
“ぱおん”をひと言で説明すれば、“ぴえん”の進化系。そもそも“ぴえん”も知らないという方のために、まずはその意味について触れておこう。
“ぴえん”とは、泣いている様子を表す言葉。悲しいときや涙を流すほど嬉しいときに使われており、一般的には「スマホの充電が切れそう。ぴえん」「ライブの抽選が当たった。ぴえん」と、文の語尾に添えられている。ただし、TwitterやInstagramなどを見ると、投稿された画像に“ぴえん”だけを添えて使っている人も。
さらに、Petrel(ペトレル)が発表した「2019年上半期インスタ流行調査」では、流行語BEST5内に“ぴえん”がランクイン。今年2月には、YouTube上で“ぴえん”のテーマソング(のようなもの)までもがお目見えし、その中毒性あふれるメロディーに多くの人が脳内再生を強いられた。
そんな“ぴえん”の進化系として誕生したのが、“ぱおん”だ。“ぴえん”よりも感極まっているときに用いられるそうだ。一見、“ぴえん”と同様に「志望校に合格した。ぱおん」のように使うのかと思いきや、その使い方は「志望校に合格した。ぴえんこえてぱおん」とやや独特。もちろん、“ぱおん”単体で使うこともあるが、基本的に「ぴえんこ(超)えてぱおん」「ぴえん通り越してぱおん」のような言い回しをすることが多い。
ちなみに、“ぱおん”は今年6月に発表されたJC・JK流行語大賞2020年上半期のコトバ部門で第5位を獲得したほか、“ぴえん”と同様、7月6日にYouTube上で「『ぴえん超えてぱおん』のうた」なるものが配信された。
“ぴえん”に続いて登場した“ぱおん”。果たして、“ぱおん”の次には、一体どんな言葉が生まれるのだろうか。(フリーライター・井原亘)
■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている
“ぱおん”をひと言で説明すれば、“ぴえん”の進化系。そもそも“ぴえん”も知らないという方のために、まずはその意味について触れておこう。
“ぴえん”とは、泣いている様子を表す言葉。悲しいときや涙を流すほど嬉しいときに使われており、一般的には「スマホの充電が切れそう。ぴえん」「ライブの抽選が当たった。ぴえん」と、文の語尾に添えられている。ただし、TwitterやInstagramなどを見ると、投稿された画像に“ぴえん”だけを添えて使っている人も。
さらに、Petrel(ペトレル)が発表した「2019年上半期インスタ流行調査」では、流行語BEST5内に“ぴえん”がランクイン。今年2月には、YouTube上で“ぴえん”のテーマソング(のようなもの)までもがお目見えし、その中毒性あふれるメロディーに多くの人が脳内再生を強いられた。
そんな“ぴえん”の進化系として誕生したのが、“ぱおん”だ。“ぴえん”よりも感極まっているときに用いられるそうだ。一見、“ぴえん”と同様に「志望校に合格した。ぱおん」のように使うのかと思いきや、その使い方は「志望校に合格した。ぴえんこえてぱおん」とやや独特。もちろん、“ぱおん”単体で使うこともあるが、基本的に「ぴえんこ(超)えてぱおん」「ぴえん通り越してぱおん」のような言い回しをすることが多い。
ちなみに、“ぱおん”は今年6月に発表されたJC・JK流行語大賞2020年上半期のコトバ部門で第5位を獲得したほか、“ぴえん”と同様、7月6日にYouTube上で「『ぴえん超えてぱおん』のうた」なるものが配信された。
“ぴえん”に続いて登場した“ぱおん”。果たして、“ぱおん”の次には、一体どんな言葉が生まれるのだろうか。(フリーライター・井原亘)
■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている