• ホーム
  • トレンド
  • KDDIとローソン、スマホの位置・購買情報に基づく特典提供の実証実験

KDDIとローソン、スマホの位置・購買情報に基づく特典提供の実証実験

時事ネタ

2020/09/26 11:30

 KDDIとローソンは9月24日~10月31日の期間、au IDにひもづく属性情報や位置情報、決済情報といったビッグデータと、ローソンの購買情報に基づいて、顧客のニーズと状況に合わせた特典提供と、店舗の状況に応じた値引き情報の配信を行う実証実験を実施する。

顧客のニーズと状況に合わせた特典の提供イメージ(左)と、店舗ごとの値引き情報配信イメージ

 実験では、顧客ニーズと店舗の在庫状況などに応じて、顧客ごとの特典をau PAYアプリを通じて、店舗周辺に来店しそうな時間に知らせるとともに店舗の廃棄ロス削減も目指す。

 顧客のニーズと状況に合わせた特典の提供は、9月24日に開始しており、全国のローソン店舗(ナチュラルローソンとローソンストア100は除く)を対象に、顧客ごとのおすすめ商品と特典提供の提案を、利便性の高いタイミングを想定してau PAYアプリへプッシュ配信を行っている。

 店舗ごとの値引き情報の配信は10月2日の開始で、夕方・夜間の時間を中心に消費期限が近づいたお弁当やおにぎり、調理パンなどの商品を、最大50%オフにする値引き情報を対象となる顧客のau PAYアプリへプッシュ配信するなど、廃棄ロスの削減やSDGsへの貢献を実現していく。対象店舗は、埼玉県内の10店舗。

 特典の提供対象は、対象店舗において同実験の期間内に商品を購入するとともに、会計時にPontaカードまたはデジタルPontaカード(アプリ)画面を提示した来店客となる。