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吉野家のPayPay最大120%還元に興味あり、ドコモ口座はさまざまな角度で注目

【話題のニュースダイジェスト】 2020年9月11日から17日までの期間、「BCN+R」で話題だったのは、オンラインショップ「吉野家通販ショップ」のPayPay導入に関する記事だった。最大120%のポイント還元が興味を抱かせたようだ。また、ドコモ口座を使った不正利用に関する記事は、さまざまな角度で注目を集めた。LABI新宿東口館」の閉店やモバイルSuicaの会員数についても関心が高かった。ニュースを振り返る。

店頭ではないので注意

 吉野家ホールディングスは、オンラインショップ「吉野家通販ショップ」の支払い方法に、新たにPayPayを導入した。
 

 これによって、吉野家通販ショップは9月30日までPayPayが実施している「またまたオンラインがお得!10%戻ってくるキャンペーン」の対象店舗になった。さらに、通常よりも付与率が高い20%還元の対象になっているので、抽選で最大100%還元になる「PayPayジャンボ(オンライン)」と組み合わせれば、最大120%還元のチャンスとなる。なお、店頭では同キャンペーンが適用されないので注意したい。

メガバンク含む35行に拡大

 NTTドコモは一部の地方銀行などでドコモ口座を使った不正利用が発生していることを受けて、9月10日からドコモ口座に対応するメガバンクを含む35行全ての銀行口座の新規登録を当面停止する。9日に発表した。
 

 9日に発表した新規登録を停止する銀行は、みずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行、伊予銀行、池田泉州銀行、愛媛銀行、大分銀行、大垣共立銀行、紀陽銀行、京都銀行、滋賀銀行、静岡銀行、七十七銀行、十六銀行、スルガ銀行、仙台銀行、ソニー銀行、但馬銀行、第三銀行、千葉銀行、千葉興業銀行、中国銀行、東邦銀行、鳥取銀行、南都銀行、西日本シティ銀行、八十二銀行、肥後銀行、百十四銀行、広島銀行、福岡銀行、北洋銀行、みちのく銀行、琉球銀行となる。

「LABI新宿東口館」が閉店

 ヤマダ電機は、東京・新宿のLABI新宿東口館を閉店する。閉店日は10月4日。理由は、2020年6月から本格的に家電製品の販売を開始した子会社の大塚家具の新宿ショールームとの自社競合を解消するためだ。LABI新宿西口館は維持する。ヤマダ電機の駅前都市型店舗ブランドの「LABI」で閉店するのは、15年5月のLABI水戸に続く2店舗目となる。
 
10月4日に閉店するLABI新宿東口館(写真はオープン当時)

 新型コロナウイルスの影響でリモートワークや在宅勤務が進み、オフィス街のにぎわいが薄れててしまったことも、今回の閉店に少なからず影響を与えているのだろう。映画やドラマのシーンでおなじみとなったLABI新宿東口館のオーロラビジョンも、10年の時を経て新しい形に変わろうとしている。

ゆうちょ銀行・イオン銀行などがチャージ停止

 9月10日におけるNTTドコモの記者会見で、2020年8月以降の被害総額が約1800万円に達すると明らかになった、NTTドコモが提供するウォレットサービス「ドコモ口座」を踏み台とした一部金融機関からの不正な預金引き出し事件。ドコモ口座には、月間30万円のチャージ上限があるため、1人当たりの被害額は最大60万円となる。
 

  ドコモ口座は、オンライン電子マネーで銀行口座からの入金が不可になっても、すでにチャージした分が問題なく使える。現金など、他のチャージ方法もある。仮に、サービスを一時的にでも停止すると、チャージ分の即時返金などの要望が出てしまい、むしろ影響が大きいと思われる。各銀行の判断でドコモ口座とのチャージ連携を継続するかどうか判断している現状は、セキュリティ事故への対応として正解だろう。

会員数が1000万人突破

 東日本旅客鉄道(JR東日本)の「モバイルSuica」会員数が、9月8日に1000万人を突破した。JR東日本が9日に発表した。
 

 500万人を突破するまでに約11年を要したが、さらに500万人を突破するまでに約3年だったことからも、背景にはここ1、2年のキャッシュレス決済の急激な普及がある。その間、19年10月にJRE POITNがたまるサービスを開始したり、20年5月に楽天ペイに対応したりなどにも取り組んでいる。