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恋人たちのデート事情、コロナ後は「おうちでまったり」が2倍増

データ

2020/09/16 09:30

 ネクストレベルは、同社が運営する「縁結び大学」で新型コロナウイルス感染症の流行以前から交際している恋人を持つ18~40歳の独身男女225人を対象に、「恋人との過ごし方の変化」についての調査を実施した。調査は、8月24~26日の期間に行われている。

新型コロナウイルス感染症以降のデートは「おうちでまったり」が3割に

 調査対象者に、1月までの恋人との過ごし方と、2月からの過ごし方で、それぞれ多かったものを三つまで選んでもらったところ、1位の「おうちでまったり」は新型コロナウイルス感染症の前後で順位に変化がなかったものの、比率が16.0%から31.5%に増加した。

 3位の「ドライブ」は新型コロナウイルス感染症以前に5.4%だったが、新型コロナウイルス感染症以後に11.4%と急増しており、5位の「公園や浜辺でのんびり」も3.5%から7.2%に増加している。

 「仕事終わりに外食する」「おいしい店に食べに行く」「日帰りで遠出する」は、新型コロナウイルス感染症以前よりも減少した。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、新たな楽しみを見つけたという意見も寄せられており、その中でも「ふたりで料理をしたのが楽しかった」という意見が多くみられる。
 
4割の人が新型コロナの影響で恋人と会う機会が減少

 2月以前と2月以降を比較して、恋人と会う機会に変化があったかを尋ねた質問では、「減った」が42.7%、「変化がない」が45.3%、「増えた」が12.0%となっている。

 恋人と会う機会が減った理由として、お互いのことを思ってデートを自粛したほか、自身や相手が医療従事者であるためという意見もみられた。一方、恋人と会う機会が増えた理由として、仕事がテレワークになったり休業要請が出たりと、プライベートの時間が増えたためという意見が多い。また、この機会に同棲を始めた人も複数いた。
 
恋人との連絡手段はメッセージやビデオ電話が増加

 新型コロナウイルス感染症の影響下において、増えた恋人との連絡手段は、LINEやメールなどを用いた「メッセージ」が25.6%で最多となっており、ビデオ通話や電話も増えている。
 
多くの人が恋人と会う前に手洗いや手指の消毒

 恋人と会う際に、新型コロナウイルス感染症への対策として行っていることを尋ねたところ、「手洗いや手指の消毒をしてから会う」(21.4%)が最も多く、「外出せず、自宅で会う」(13.6%)が続く。出かける際には、「空いている店や施設を選ぶ」「予防策をとっている店を選ぶ」「行き先の感染状況を確認する」というカップルが多かった。
 
今年の夏休みは「どちらかの自宅で過ごした」カップルが最多に

 今年の夏休みの過ごし方を尋ねたところ、「どちらかの自宅で過ごした」(36.4%)が最多で、「都道府県内で日帰り旅行」(16.0%)がそれに続いている。遠方や都道府県外など宿泊旅行に行った人は7.1%で、「夏休みがなかった」(13.7%)という回答もみられた。

 そのほか、新型コロナウイルス感染症の影響で、恋人と物理的に会えないことで「辛い」「さみしい」と感じている人が多く、そのような事情からか「お互いの存在の大きさに気付いた」という人が多い。また、多くの人が新型コロナウイルス感染症が終息したら「旅行に行きたい」と答えており、「結婚したい」という意見も複数聞かれた。