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PayPay、チャージや支払い、送金の「上限額設定」ができるように

 スマートフォン(スマホ)決済サービスのPayPayは、1日ごと、1カ月ごとの利用可能上限額を設定できる機能を追加した。

設定は、メイン画面右下のアカウント画面の「プライバシーとセキュリティ」から。
変更時にはSMSを使った認証が求められる

 アカウント画面の「プライバシーとセキュリティ」から、支払い・チャージ・PayPay残高を送る機能に対し、それぞれ1日と1カ月あたりの利用可能額を設定できる。利用金額が設定した上限額を超えると自動的に制限がかかり、設定した期日まで使用不可能になる。

 利用可能額は1日あたりの5000円・1万円・2万円・3万円・5万円・6万円・8万円・10万円、1カ月あたりは1万円・5万円・10万円・20万・30万円・40万円・50万円の選択肢から選ぶ。おすすめの設定は1日あたり1万円、1カ月あたり10万円。オンラインショップでPayPayで頻繁に高額商品を買うなら、1日あたり10万円、1カ月あたり20万円などもっと高く設定するか、従来どおり、上限設定なしのほうが使いやすいだろう。
 
PayPayのセキュリティ体制

 上限額を設定すれば使いすぎを防止できるほか、変更時にはSMSを使った認証が必要となるため、悪意ある第三者が別の端末で利用しようとしても、利用可能上限額を変更できないので、不正利用対策の強化にもつながる。