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イラっとしたらペンをグニャリ!? 暇つぶしにもちょうどいい「体操ペン」

時事ネタ

2020/09/06 12:30

【思わず使いたくなる文房具あれこれ・26】 今や“ストレス社会”と呼ばれる時代。ちまたでは、さまざまなストレス発散グッズが販売されているが、実は文房具も例外ではない。今回、注目したのは「体操ペン」。ペンなのに“体操”という、その実態を確かめてみた。

少し変わったビジュアルだが、一体どうやって使うのだろうか

 しっかりとした小箱に入った同商品。パッケージだけを見ると高そうに感じるものの、実は599円(税込み)と意外にもリーズナブル価格だ。
 
高級感漂うパッケージとは裏腹に価格はリーズナブル

 箱の中には銀色フォルムのペンと芯、キャップ、そして6.3cmほどのバネと六つの球体がある。バネはボールペンの中に入れて使うのかと思いきや、どうやらそうではない。バネや球体をペンと組み合わせることで、ストレス解消のおもちゃになるという。

 例えば、ペンそのものはバネでできているため、折り曲げても大丈夫。バネといっても、そこまで柔らかいわけではなく、ペンとしての機能も特に問題ない。むしゃくしゃしたとき、つい物に当たってしまいがちだが、これならどんなに折り曲げても破損することは、まずないだろう。
 
ペンの銀色ボディはそのままグニャリと折り曲げられる
 
文字もしっかり書ける!

 一方、バネの両端にそれぞれ球体をつければ、画像のような装着も可能。球体の磁力はかなり強力なので、ちょっとやそっとのことでは外れないのがうれしい。そのまま球体をくっつけて遊んでも良し、バネを装着して新しい楽しみ方を模索しても良し。アイデア次第でいろいろなストレス解消法が導き出せるはずだ。
 
このままバネをつかんで持ち上げても大丈夫なほど強力な磁力

 中でも、個人的に“ツボ”だったのが、ペンの頭にバネを装着した使い方。そのままプラプラさせても気が紛れるし、球体を指で転がしても楽しい。ちょっとしたときの、いい暇つぶしになるかもしれない。
 
球体をペンの頭に取りつけて
 
球体にバネを装着すれば出来上がり

 もちろん、必ずストレスが発散されるわけではないが、毎日のストレス生活が少しだけ緩和される、かもしれない。(フリーライター・藤崎恭弥)

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■Profile
藤崎恭弥

30代男性。妻と息子の3人家族。仕事はウェブの広告系で、会社で副業が解禁されたことでフリーライターの道に。昔から無類の文房具好きで、有名メーカーの新作や無名メーカーの謎商品を都度購入して試している。