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アンカー・ジャパン、コーポレートロゴ刷新 日本市場でのさらなる飛躍を目指す

 Ankerグループの日本法人、アンカー・ジャパンは、Anker Innovationsが深セン証券取引所の創業板(ChiNext)に新規上場したことを節目に、日本市場でのさらなる飛躍を目指し、スマートプロジェクターブランド「Nebula」を第4の事業ブランドとして独立させ、アンカー・ジャパンのコーポレートロゴを刷新する。

アンカー・ジャパンの新コーポレートロゴ

 日本法人設立の2013年から、同社はチャージング関連製品の「Anker」のブランドロゴをコーポレートロゴとしても活用してきたが、新規参入した完全ワイヤレスイヤホンやロボット掃除機などのオーディオ、家電製品の成長を受け、刷新を決めた。
 
Anker Innovationsの新規上場概要
 
Ankerグループの売上比率の変遷

 今後、アンカー・ジャパンが日本で展開する主な四つの事業ブランドは、チャージング関連製品の「Anker」、オーディオブランド「Soundcore」、スマートホームブランド「Eufy(ユーフィ)」、そして今回独立したユニークな「Nebula(ネビュラ)」となる。
 
4ブランドの多彩な製品群

 8月24日に開催したAnker Innovations新規上場に関するオンライン記者説明会で、アンカー・ジャパンの井戸義経代表取締役は「創業からわずか10年で、Ankerグループは世界6拠点を抱えるグローバルカンパニーに急成長した。常に新しいカテゴリを開拓し、ビジネスモデルの革新を続けてきたからだ」と話し、コーポレートミッションの達成に向け、米国に次ぐ規模、売上高の10%を占める日本での展開を含め、研究開発やチャネル展開へ積極的に投資を続けると語った。
 
グローバルの売上成長率を超える1400%成長を果たしたアンカー・ジャパンの売上高の推移

 なお、創業板(ChiNext)は主に新興企業向け市場であり、証券市場改革を経て可能になった米国方式のIPO登録制導入後初の上場企業18社の一つとなった。新規上場で4100万株を新たに発行し、約420億円の資金調達を行う。