いま、学びの環境が急変しつつある。かねてからPC業界が提唱していた「1人1台の個人PC」が定着する可能性が出てきた。日本マイクロソフトは7月15日から、「Surface 学生優待プログラム」の対象を大幅に拡大。購入日時点で満3歳以上の子どもから対象となった。つまり年少・年中・年長の保育園/幼稚園児のいる家庭は、申請者欄に子どもの名前を記載して申し込むとキャッシュバックを受けられる。
学生の対象範囲も広く、小学生、中学生、高校生、高等専門学校生、予備校生、専門学校生、短期大学生、大学生、大学院生、大学受験予備校に在籍する学生、職業訓練生、海外留学生まで。対象となる職業訓練校に在籍する場合は年齢不問だ。
キャッシュバック金額は最大3万7000円(Surface Book 3の15インチモデルの場合)で、同一モデルなら購入価格が高いほど多く戻ってくる。ただし、郵送で申込書と領収書などの必要書類を事務局に送付した後、指定の銀行口座に振り込まれる方式のためキャッシュバック受け取りまで時間がかかり、手続きはやや面倒だ。
まずはお試しとして未就学児や小学校低学年の子どもにSurfaceシリーズ使わせるなら、コンパクトなSurface Go 2が妥当だろう。ただ、Surface Go 2のキャッシュバック金額は3000/4000/5000円と少なく、お得感には欠ける。一方、Surface Book 3/2や、Surface Pro 7/6のCore i7搭載モデル(Surface Pro 6はSSD512GB以上)ならキャッシュバック金額は2万円から最大4万2000円とかなり多い。
よって、キャッシュバック額を加味し、価格と性能のバランスに優れたコスパのいい1台は、1万4000円キャッシュバックされる、Surface Pro 7のCore i5(第10世代)・SSD256GB・メモリ8GB搭載モデル(PUV-00014 プラチナ/PUV-00027 ブラック)だろう。
本来なら2万3000円キャッシュバックされる、Surface Pro 7のCore i7・SSD512GB・メモリ16GB搭載モデル(VAT-00014 プラチナ/VAT-00027 ブラックだ)やSurface Pro 6のCore i7・SSD512GB・メモリ16GB搭載モデルをおすすめしたいところだが、前者は20万円超と本体価格が高く、後者は「7」から加わったUSB Type-Cポートがない上、オンラインショップでは販売を終了している。
Surface 学生優待プログラムの応募締切は、20年7月15日~9月30日の対象期間に購入した日から原則30日以内。期限の9月30日まで、まだじっくり考える時間はある。PCの買い替えサイクルは長期化しており、1年程度なら前倒しで購入してもスペック面の進化は少ない。せっかく対象年齢が拡大したので、「年長や小学校低学年にはPCはまだ早い」と否定するのではなく、絶好の買い時だととらえよう。(BCN・嵯峨野 芙美)
学生の対象範囲も広く、小学生、中学生、高校生、高等専門学校生、予備校生、専門学校生、短期大学生、大学生、大学院生、大学受験予備校に在籍する学生、職業訓練生、海外留学生まで。対象となる職業訓練校に在籍する場合は年齢不問だ。
キャッシュバック金額は最大3万7000円(Surface Book 3の15インチモデルの場合)で、同一モデルなら購入価格が高いほど多く戻ってくる。ただし、郵送で申込書と領収書などの必要書類を事務局に送付した後、指定の銀行口座に振り込まれる方式のためキャッシュバック受け取りまで時間がかかり、手続きはやや面倒だ。
まずはお試しとして未就学児や小学校低学年の子どもにSurfaceシリーズ使わせるなら、コンパクトなSurface Go 2が妥当だろう。ただ、Surface Go 2のキャッシュバック金額は3000/4000/5000円と少なく、お得感には欠ける。一方、Surface Book 3/2や、Surface Pro 7/6のCore i7搭載モデル(Surface Pro 6はSSD512GB以上)ならキャッシュバック金額は2万円から最大4万2000円とかなり多い。
よって、キャッシュバック額を加味し、価格と性能のバランスに優れたコスパのいい1台は、1万4000円キャッシュバックされる、Surface Pro 7のCore i5(第10世代)・SSD256GB・メモリ8GB搭載モデル(PUV-00014 プラチナ/PUV-00027 ブラック)だろう。
本来なら2万3000円キャッシュバックされる、Surface Pro 7のCore i7・SSD512GB・メモリ16GB搭載モデル(VAT-00014 プラチナ/VAT-00027 ブラックだ)やSurface Pro 6のCore i7・SSD512GB・メモリ16GB搭載モデルをおすすめしたいところだが、前者は20万円超と本体価格が高く、後者は「7」から加わったUSB Type-Cポートがない上、オンラインショップでは販売を終了している。
Surface 学生優待プログラムの応募締切は、20年7月15日~9月30日の対象期間に購入した日から原則30日以内。期限の9月30日まで、まだじっくり考える時間はある。PCの買い替えサイクルは長期化しており、1年程度なら前倒しで購入してもスペック面の進化は少ない。せっかく対象年齢が拡大したので、「年長や小学校低学年にはPCはまだ早い」と否定するのではなく、絶好の買い時だととらえよう。(BCN・嵯峨野 芙美)