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【今週のキャッシュレスニュースまとめ】マイナポイント事業の追加キャンペーンも! いま注目すべきスマホ決済は?

 9月1日のマイナポイント事業開始を前にスマートフォン(スマホ)決済サービス各社のキャンペーン攻勢が始まっている。大方の予想通り、開始直前のタイミングで追加の特典や独自のキャンペーンが発表されるなど、情報が日々アップデートされている。いま注目すべきものをまとめた。

毎月恒例になったPayPayジャンボ、小規模でも高額還元のチャンス

 もはや、おなじみになりつつあるPayPayの「ペイペイジャンボ」。抽選で決済金額に応じたポイントが還元されるキャンペーンは、8月が指定の中小規模の加盟店を対象にしている。内訳は、1等が1000%(決済金額の10倍)で7200本、2等が100%(決済金額の全額)で2万6100本、3等が5%で286万9300本。還元上限は10万円相当/期間。

 9月は、対象が指定のオンライン加盟店になることも発表されている。さらに、決済金額の10%を還元する「またまたオンラインがお得!10%戻ってくるキャンペーン」も同時開催する予定で、買い物をすれば必ず得をする2弾構えになっている。
 

 8月17日にスタートした「PayPayピックアップデビューキャンペーン」も見逃せない。同社のテイクアウトサービスを対象店舗で利用すると、20%還元(Yahoo!プレミアム会員は30%還元)する。還元上限は、500円相当/回、5000円相当/期間。21日にはUber Eatsとコラボレーションした最大50%還元のキャンペーンも開始されたので、ぜひチェックしてほしい。
 

 このほか、電子書籍プラットフォーム「ebookjapan」や築地銀だこ、全国の地方自治体、花王など、特定の企業・団体と組んだお得な施策も多い。目立たないながら、還元率が高いので自分が頻度高く利用するものについては活用することをおすすめする。
 

d払いはドラッグストアとスーパーで最大30%還元

 キャンペーンの数で注目したいのが「d払い」。使いやすいものでいえばドラッグストアとスーパーを対象に、1加盟店の利用で10%、2加盟店以上で最大30%を還元する「d払いお買物ラリー」を開催している。還元上限は2000ポイント/期間。8月31日まで。
 

 メルカリユーザーであれば、dポイントのアカウントを連携するだけで300ポイントがもらえるキャンペーンもある。期間中に購入で+200ポイント、メルカリで初めてd払いで購入すると+300ポイントが追加で獲得できる。
 

楽天ペイはマイナポイント事業で追加キャンペーン

 楽天ペイは、8月19日にマイナポイント事業に紐づくキャンペーンで追加特典を発表した。もともと同サービスの特典は通常時の還元率を他社より高い1.5%に設定するというものだったが、今回の内容ではマイナポイントが還元する5000円に最大800円を上乗せする。
 

 申し込み期間は9月30日まで。対象となる支払いは2021年3月31日分まで。すでに楽天ペイ(アプリ決済)をマイナポイント事業に登録しているユーザーも対象になる。なお、同社の電子マネーの楽天Edyについても「楽天Edyで毎月20,000円分当てちマイナ!毎月最大20,000円分が当たる&はずれなしのチャンス!」を開催する。

ついに「ゆうちょPay」もキャンペーンに参戦!

 これまで他社のキャンペーン戦略から一歩引いていたゆうちょ銀行の「ゆうちょPay」も、いよいよお得な施策を展開する。それが支払額の5%相当を還元する「郵便局キャッシュレス決済キャンペーン」だ。
 

 分かりやすい還元型のキャンペーンで、決済金額の5%相当分のゆうちょPayポイントをもれなく付与する。付与上限は1500円相当/円。9月1日~3月31日と長期間なのも特徴だ。

 また、郵便局の郵便窓口と郵便局のネットショップ(ゆうちょPayは利用不可)で、ゆうちょPay、mijica、JP BANK カードのいずれかで決済すると、抽選で1000人に5000円相当のカタログギフトをプレゼントするキャンペーンも同時開催する。

 マイナポイント事業をめぐる動きは、来週以降もまだまだありそうだ。特典も気になるところだが、上限の5000円分の還元を受けるためには2万円を決済する必要があるので「よく使うサービス」を登録することが重要だ。また、同事業を活用するためにマイナンバーカードが必須となる。まだ作成していない人は早めに手続きを済ませることをおすすめする。(BCN・大蔵大輔)