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ようやくドラレコ市場が前年並みに回復、コロナ禍で一時は販売半減

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、7月のドライブレコーダー(ドラレコ)の販売台数は前年同月比99.6%だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で一時は半減していたが、ようやく回復に転じ始めた。


 メーカー別の販売台数前年比はコムテックが119.7%、JVCケンウッドが75.3%、ユピテルが128.3%。週次の推移では、7月に入ってコムテックが巻き返し、後半に35%を突破。JVCケンウッドとの差を広げた。3番手のユピテルは6月以降、15~20%で推移している。
 

 機種別の販売台数シェアランキングでは、コムテックがトップ3を独占。定番の「ZDR-015」が1位に立った。一方、JVCケンウッドもベストテン圏内に5製品がランクインしており、夏以降も両社によるトップシェア争いは続きそうだ。(BCN・大蔵 大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。