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イベントの裏側が見える! NTTの新eスポーツ施設、内覧会レポート

経営戦略

2020/08/07 18:50

 NTTe-Sportsは、8月11日にオープンするeスポーツ交流施設「eXeField Akiba(エグゼフィールド アキバ)」の内覧会を媒体向けに開催した。8月7日、施設の企画を担当した影澤潤一副社長は、「面白いことをみんなでやりたい人をサポートしていきたい」と語った。

NTTe-Sportsが8月11日にオープンするeスポーツ交流施設
「eXeField Akiba」

 同施設では、「ICT×eスポーツ」を通じて、新たな体験やつながりの創出、新しい文化や社会の創造、地域社会と経済への貢献を目指す。施設内に充実した配信機材やIPプロダクション、最先端のICTなどをそろえ、イベントやセミナー、懇親会、新製品の展示など、柔軟な使い方を想定している。
 
施設の企画を担当したNTTe-Sportsの影澤潤一副社長

内覧会レポート!

 入り口のカウンターでは、新型コロナ対策として検温や手指消毒を実施している。新しい生活様式に沿った仕様だ。施設内のカメラと連動した、NTT自前の混雑検知システムなども導入しており、混雑すると入店を規制する場合もあるという。
 
現金で会計する場合は入り口に設置されている自動釣銭機を利用する

 少し奥に進むと、最先端のICT機材とeスポーツのコラボレーションコーナーに入る。一番手前にあるのは、富士フイルムのカメラだ。ピースサインで映ると自動で写真を撮影し、すぐにチェキを出す。イベントに合わせてロゴを印刷することも可能で、ネームプレートに挿入する使い方も想定できる。その奥にはゲーム中の脳波を検知するシステムがある。このほか、ゲームの戦況を可視化するシステムなど、最新のICTをeスポーツと組み合わせると何が起きるのかを検証する、実験的なコーナーになっている。
 
「ICT×eスポーツ」コーナー

 入り口から入って右手には、サーバーラックが設置されている。影澤副社長は「eスポーツの裏側を見せるために、全てオープンにしている。機材やシステム、スタッフなど一式を見えるようにすることで、eスポーツに必要なものをわかりやすくした」と狙いを語る。その言葉の通り、配信卓も機材やケーブルなどが見やすいように配置されていた。
 
サーバーラックが前面に設置されている
 
配信用の機材も見えやすいよう配置

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