金曜日に重なったこともあり、今月7月末で終了するキャンペーンは多い。残り2日間、まだ間に合うお得度の高いキャンペーンを挙げていく。

d払い・メルペイ×ココカラファイン

　メルペイは、7月31日まで、ココカラファイングループで、税込2000円以上購入すると200円割引、税込1000円以上購入すると50円割引となる2種類のクーポンを配布している。どちらもメルペイのコード決済のみで、iD決済は対象外。

　ココカラファイングループの各店では、「ココカラファインd払い＋20％還元キャンペーン」も同じく7月31日まで実施中。還元率は「d払い＋20％還元」のほうが高いが、エントリーが必須となるため、使いやすさは、アプリ上でクーポンを選び、そのまま支払うメルペイのほうが上だ。

　意図的に会計を分ける行為はマナー違反だが、例えば、医薬品・日用品を購入し、マイバックに投げ込んでそのまま自家用車に運んだ後、食品・飲料を購入し、有料のレジ袋に袋詰めしてもらうといった二度買いは、万引きを疑われずに、マイバックを併用して有料レジ袋の購入量を抑えられる合理的な買い方ではないだろうか。この買い方なら、複数の決済サービス・割引クーポンを自然に使い分けられる。店と駐車場を往復する手間と得する分を比較して決めよう。
 

PayPay×セブン-イレブン

　セブン-イレブン限定で、最大1000％当たる「セブン-イレブンで当たる！　ペイペイジャンボ」も7月31日まで。当選しないと通常還元率0.5％（最大1.5％）となり、少額決済だとほとんど戻ってこないのも同然なので、どうせ当たらないと思うなら、2021年4月までは常に3％還元の「Visa LINE Payクレジットカード」で支払うほうが堅実とはいえる。とはいえ、「宝くじ」のように購入金額より多く戻ってくる可能性に賭けるなら、7月中はPayPay一択だ。
 

au PAY×ビックカメラグループ・ゼンショーグループ一部店舗ほか

　ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ジュンク堂書店、ゲオ、すき家、はま寿司など、対象のPonta提携店舗で、au PAYまたはau PAY カードで支払うと、200円ごとにPontaポイント8ポイント付与し、誰にも4％還元するau PAYのキャンペーン「Ponta連携店舗でのau PAYご利用で誰でもポイント増量中！」は、やはり同じく7月31日まで。エントリー必須で、1au IDあたり、ポイント還元上限は会計1回300ポイント・期間中合計3000ポイントと少なく、対象店舗で2000円程度の決済を繰り返すとお得だった。とはいえ、会社帰りに駅前商店街やショッピングセンターに立ち寄り、1日で複数の店舗を回ればまだ間に合うので、ひとまずエントリーしておこう。
 
　なお、エントリーはウェブ経由でもできるが、その場合はスマホのau PAYのIDと一致しているか必ず確認しよう。また、今回のキャンペーンはPonta提携店舗であり、2020年4月22日からPontaがつかえる・たまるサービスを導入したビックカメラでは、ポイントカード提示でビックポイント8％還元、au PAYの決済でPontaポイント4％還元、合計12％還元と告知している。スマホ決済のau PAY（コード支払い）は幅広い店舗で利用可能だが、Pontaカード提示でPontaポイントがたまる店は優先して使うと覚えておくと分かりやすいかもしれない。（BCN・嵯峨野 芙美）