キヤノンは、1/1.8型で0.08lux(ルクス)の低照度環境下でもカラーのフルHD動画を撮像可能な高感度CMOSセンサー「LI7050」を開発し、7月21日にサンプル出荷を開始した。10月下旬に発売する予定。
LI7050は、1/1.8型(対角9.03mm)、画素サイズが一辺4.1μmと小型でありながら、高感度を実現できるよう画素構造を設計するとともに、低ノイズを達成し、0.08luxの低照度環境下でもカラーのフルHD動画を撮像可能。一般的に、夜間監視では赤外線カメラを用いてモノクロで撮影するが、同センサーを搭載したネットワークカメラによって、例えば公共施設や道路・交通機関などで、夜間でも人物の服装や車両の色情報を確認することに役立つことが期待される。また、小型で高感度なイメージセンサーが求められる、水中ドローンに搭載するカメラや顕微鏡用カメラのほか、警備用のウエアラブルカメラなどへの活用が可能となっている。
120dBの広いダイナミックレンジを実現するHDR駆動機能を搭載しており、例えば0.08luxから8万luxまでの環境で白とび、黒つぶれなしで撮像できる。これによって、ビルの出入り口など明暗差の大きい状況でも高画質で撮像することが可能。通常駆動時でも75dBを実現し、例えば0.08luxから500luxまでの環境で白とび、黒つぶれなしで撮像できる。
さまざまな用途のコンシューマ向けカメラや産業用カメラにも使用されているMIPI CSI-2インターフェースに対応することで、幅広い機器に組み込むことが可能。また、任意の領域を選択し、読み出す情報量を削減することで、フレームレートを上げることができるROI(Region of Interest)機能や、カメラを天井などに逆さに設置した場合でも、センサー内で見やすい向きの画像にして出力する水平・垂直反転機能を搭載し、産業用途で求められる多様なニーズに対応する。
LI7050は、1/1.8型(対角9.03mm)、画素サイズが一辺4.1μmと小型でありながら、高感度を実現できるよう画素構造を設計するとともに、低ノイズを達成し、0.08luxの低照度環境下でもカラーのフルHD動画を撮像可能。一般的に、夜間監視では赤外線カメラを用いてモノクロで撮影するが、同センサーを搭載したネットワークカメラによって、例えば公共施設や道路・交通機関などで、夜間でも人物の服装や車両の色情報を確認することに役立つことが期待される。また、小型で高感度なイメージセンサーが求められる、水中ドローンに搭載するカメラや顕微鏡用カメラのほか、警備用のウエアラブルカメラなどへの活用が可能となっている。
120dBの広いダイナミックレンジを実現するHDR駆動機能を搭載しており、例えば0.08luxから8万luxまでの環境で白とび、黒つぶれなしで撮像できる。これによって、ビルの出入り口など明暗差の大きい状況でも高画質で撮像することが可能。通常駆動時でも75dBを実現し、例えば0.08luxから500luxまでの環境で白とび、黒つぶれなしで撮像できる。
さまざまな用途のコンシューマ向けカメラや産業用カメラにも使用されているMIPI CSI-2インターフェースに対応することで、幅広い機器に組み込むことが可能。また、任意の領域を選択し、読み出す情報量を削減することで、フレームレートを上げることができるROI(Region of Interest)機能や、カメラを天井などに逆さに設置した場合でも、センサー内で見やすい向きの画像にして出力する水平・垂直反転機能を搭載し、産業用途で求められる多様なニーズに対応する。