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ただの「定規ペン」と侮るなかれ! ノギス×ボールペン「NOGIPEN」

時事ネタ

2020/07/19 12:30

【思わず使いたくなる文房具あれこれ・19】 世の中に「ものさし付きのペン」は数あれど、「ノギス付きのペン」は一体どれほど存在するのだろうか。今回、注目したのはノギス×ボールペンが合体した「NOGIPEN」。価格は、1本480円(税込み)だ。その斬新なビジュアルに思わず一目惚れしたわけだが、果たして使い勝手はどうなのか。

ノギス×ボールペン=「NOGIPEN」

 そもそもノギスとは、物の厚さや直径などを正確に測るための「補助尺付きものさし」。同商品の本体には10cmまでの目盛りが記載されていて、ものさしの上に小さな補助尺がある。ちょっとした計測に役立つ、まさに一石二鳥のボールペンだ。
 
ボールペンの本体に10cmの目盛りが入っている
 
物のサイズを正確に測れる2in1

 ノギス付きというからには重量感があるのかと思いきや、実際に持ってみると驚くほど軽い。軽すぎるあまり、おもちゃ感は多少否めないものの、持ち運びに十分適しているといえるだろう。
 
実際に持ってみると驚くほど軽い

 ちなみに、補助尺は取り外しが可能のようだ。試しに、補助尺をペン先まで引っ張ってみたところ、スルッと簡単に取り外せた。戻す時も全くのストレスフリーなので、補助尺が邪魔になるようなら臨機応変に取り外して使うのもありだ。
 
補助尺はつけ外し可能、おまけにストレスフリー

 一方、ペンの書き心地はというと、正直にいえば「可もなく不可もなく…」といったところ。ペンの形がやや平べったいこともあり、人によっては持ちづらさを感じるかもしれない。おまけに、グリップにもこれといった特徴がない。個人的には、ちょっとしたメモ書き用として使うのがおすすめと感じた。
 
長時間の利用はあまりおすすめできないかも?

 物のサイズを測り、測った後にすぐメモ、という作業を効率良くしてくれるNOGIPEN。ユニークな2in1ボールペンを使って、周りの注目を集めてみてはいかがだろうか。(フリーライター・藤崎恭弥)

※記事中の価格、情報はライター購入時のAmazon実売価格・情報です。

■Profile
藤崎恭弥

30代男性。妻と息子の3人家族。仕事はウェブの広告系で、会社で副業が解禁されたことでフリーライターの道に。昔から無類の文房具好きで、有名メーカーの新作や無名メーカーの謎商品を都度購入して試している