楽天モバイルは7月17日、ウェブサイトの「サポート」ページにいったん掲載したシステムメンテナンス情報を削除し、代わりに「誤掲載に関するお詫びとお知らせ」を掲載した。

　これまで不定期に実施されていた、楽天モバイルのアプリのシステムメンテナンスではなく、音声通話、データ通信、SMSといった基本サービスのシステムメンテナンスの予告を見たユーザーがSNS上で「対象地域が広すぎる、時間が長い（8時～21時、終了次第再開）」などと不安視する声が出ていたところ、誤掲載だったと分かった。

　7月8日に、当初Android向けのみだった、国内通話・SMS・メッセージを統合したコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」のiOS版をリリースするなど、サービス拡充に力を入れているが、独自端末「Rakuten Mini」の対応周波数帯を総務省への届出なしに変更した問題や、当初は6月とアナウンスしていた5Gサービスの開始時期の後ろ倒しなどに対し、MNOの通信サービスはインフラであるという意識が足りないのではかと、通信サービスに詳しい消費者から厳しい見方も出ている。