アイリスオーヤマは7月9日、宮城県の角田工場でマスク生産設備の本格稼働を開始し、国産「ナノエアーマスク」の出荷を開始した。今後も生産設備を強化し、国内生産1億5000万枚/月の体制を構築する方針だ。
今回、出荷を開始した「ナノエアーマスク」は、梅雨時期や夏場に悩まされる息苦しさや蒸れを抑制することができる商品。3層構造を採用している。特徴は、独自開発の特殊なファイバー加工を施した中間層。従来製品と比較してマスク着用時の口元の温度上昇は約半分だという。
通気性を確保しつつ、高い捕集性能も兼ね備え、花粉・ウイルス飛沫などを99%カットする。口元にゆとりをつくり呼吸しやすくする3Dワイヤーや、長時間の着用でも痛くなりにくい柔らかく幅広の耳紐を採用するなどの工夫も凝らしている。
これまで同社は、中国の大連工場や蘇州工場でマスクを生産してきた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による政府からの要請を受け、生産体制の強化に着手。よりスムーズに供給できるよう、宮城県角田工場の一部を改修してマスク生産量を増やす計画を発表していた。
今回、出荷を開始した「ナノエアーマスク」は、梅雨時期や夏場に悩まされる息苦しさや蒸れを抑制することができる商品。3層構造を採用している。特徴は、独自開発の特殊なファイバー加工を施した中間層。従来製品と比較してマスク着用時の口元の温度上昇は約半分だという。
通気性を確保しつつ、高い捕集性能も兼ね備え、花粉・ウイルス飛沫などを99%カットする。口元にゆとりをつくり呼吸しやすくする3Dワイヤーや、長時間の着用でも痛くなりにくい柔らかく幅広の耳紐を採用するなどの工夫も凝らしている。
これまで同社は、中国の大連工場や蘇州工場でマスクを生産してきた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による政府からの要請を受け、生産体制の強化に着手。よりスムーズに供給できるよう、宮城県角田工場の一部を改修してマスク生産量を増やす計画を発表していた。