総務省消防庁が発表している熱中症情報によると、6月15日~6月21日の1週間に全国で熱中症で救急搬送された人数は速報値で1461人。梅雨入りによって多少気温が落ちついたことで前週の1586人からやや減少に転じた。しかし、前年の同時期と比較すると約2倍(2019年6月15日~6月21日は888人)。依然として高水準にある。
都道府県別では東京・埼玉・神奈川・愛知・大阪などの大都市圏で昨年より多い傾向にあるが、特出しているのは沖縄だ。前年比で約6倍と激増しており、例年以上に警戒感が高まっている。
発生場所は住居が41.1%でもっとも多い。経済活動や学校再開で職場や教育機関の比率も高くなってきている。今年特有のリスクとしてあげられるのが「マスク」だ。熱が顔付近にこもることで熱中症を引き起こすため、夏用の冷感マスクを使用する、人がいない場所ではこまめに外すなどの対策を講じる必要があるだろう。(BCN・大蔵 大輔)
都道府県別では東京・埼玉・神奈川・愛知・大阪などの大都市圏で昨年より多い傾向にあるが、特出しているのは沖縄だ。前年比で約6倍と激増しており、例年以上に警戒感が高まっている。
発生場所は住居が41.1%でもっとも多い。経済活動や学校再開で職場や教育機関の比率も高くなってきている。今年特有のリスクとしてあげられるのが「マスク」だ。熱が顔付近にこもることで熱中症を引き起こすため、夏用の冷感マスクを使用する、人がいない場所ではこまめに外すなどの対策を講じる必要があるだろう。(BCN・大蔵 大輔)