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ヤマダ電機、大塚家具の7カ所のショールームで「家電」の展示販売を開始

 ヤマダ電機の子会社の大塚家具は6月19日から、全国7カ所のショールームで家電の展示販売を本格的に開始する。7ヵ所は新宿、横浜みなとみらい、名古屋栄、有明、大阪南港、神戸、福岡で、両社の家電と家具・インテリアを融合した住まいのトータル提案を目指す。

大塚家具の「IDC OTSUKA 名古屋栄ショールーム」
(画像:大塚家具のHP、以下同じ)

 各店舗のフロアでは、リビングやダイニング、寝室など暮らしのシーンごとに、家具やインテリアとマッチする家電を展示販売する。例えばテレビとソファ、ダイニングテーブルと冷蔵庫やスチームオーブンレンジ、ベッドと空気清浄機といった組み合わせでデザインやトーンを調和させる。

  また、新宿と横浜みなとみらい、名古屋栄の3店舗では、家電の各製品が比較しやすいように、家電をまとめて取り揃えたフロアも設ける。「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」のホームページ画像からは、夏商戦向けのエアコンや扇風機を品揃えして展示している様子がわかる。
 
「IDC OTSUKA 新宿ショールーム」は家電の品揃えが多い

 ヤマダ電機は2019年12月に大塚家具を子会社化。20年2月にヤマダ電機の都市型旗艦店「LABI1 日本総本店 池袋」「LABI 品川大井町」「LABI1 なんば」「LABI LIFE SELECT 千里」の4店舗で大塚家具の家具やインテリアを融合したフロアをリニューアルオープンした。

 同時に、大塚家具の有明、新宿、大阪南港のショールームで暮らしのシーンに合わせた家電と家具のトータル提案フロアにトライアルしていた。3月6日に有明ショールームでの家電の展示販売の開始を皮切りに、当初は4月中旬に名古屋、大阪、神戸、福岡などでも展開する計画だった。

 しかし、新型コロナウイルスの影響により店内の感染症防止対策の必要性が生じたり、緊急事態宣言の解除のタイミングなどを見計らったりして、今回の6月19日の7店舗一斉オープンとなった。