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2020年上半期の消費トレンドを象徴、楽天の「2020年上半期 ヒット番付」

時事ネタ

2020/06/18 11:30

 楽天は、同社が運営するインターネットショッピングモール「楽天市場」、フリマアプリ楽天「ラクマ」、ふるさと納税ポータルサイト「楽天ふるさと納税」、ショッピングSNS「ROOM」における、2020年上半期の消費トレンドを象徴する「2020年上半期 ヒット番付」を6月16日に発表した。

「楽天市場」では「団らん消費」と「応援・支援消費」が東西の横綱に

 2020年上半期 ヒット番付は、対象サービスの検索・購買データや出品数に基づいてトレンドを分析し、番付形式で発表する企画。

 楽天市場では、各商品カテゴリの流通額の推移をもとに、2020年上半期の消費トレンドを分析している。

 東の横綱には、新型コロナウイルス感染症の影響による在宅勤務や休校などで生まれた団らんの時間によって、作る過程から楽しめるたこ焼き器や、幅広い年代で楽しめるボードゲームなどがヒットした「団らん消費」が選ばれた。

 西の横綱に、実店舗で売れ残ったりイベントの中止などで行き場を失った商品を訳あり商品や福袋として販売し、ユーザーがそれを購入することで生産者や売り手を応援する「応援・支援消費」が選ばれている。

 そのほか、東の大関に「巣ごもりアウトドア」、西の大関に「おうちフィットネス」、東の関脇に「在宅時産需要」、西の関脇に「手間ひま消費」、東の小結に「リモート映え消費」、西の小結に「光熱水費のずぼら節約」、東の期待株に「密避け猛暑対策」、西の期待株に「シン・防災グッズ」が選出された。
 
楽天「ラクマ」では「シニアお片付け出品」と「リモートオタ活」が東西の横綱に

 ラクマでは、各商品カテゴリの取引データを参考に、2020年上半期の消費トレンドを分析している。

 東の横綱に2月以降の60歳以上の利用登録者が約2倍増加したことを受けた「シニアお片付け出品」が、西の横綱に女子高生による友だちの家同士をテレビ電話などでつないでライブDVDを同時再生して一緒に鑑賞する「リモートオタ活」が選ばれた。

 そのほか、東の大関に「ホームアウトドア」、西の大関に「昭和のレトロゲーム」、東の期待株に「キッチンファーマー」、西の期待株に「ハッシュタグ販売会」が選出されている。
 
「楽天ふるさと納税」では「寄付の行方は?納税」と「生産者さん応援納税」が東西の横綱に

 楽天ふるさと納税では、2020年1~4月における寄付額の前年同期比から、夏の寄付傾向やトレンドを予測した。

 東の横綱に近年注目が集まっている寄付の使い道が明確にわかるクラウドファンディング型ふるさと納税を、「寄付の行方は?納税」として選出している。

 西の横綱として、ふるさと納税を通じて大量廃棄を余儀なくされている生産者・事業者を支援する「生産者さん応援納税」が選ばれた。

 そのほか、東の大関には「賢く選ぶ!訳あり返礼品」、西の大関には「巣ごもり充実納税」が選出されている。
 
「ROOM」では「すっきりインテリア」と「食卓ランクアップ消費」が東西の横綱に

 ROOMでは、家で過ごす時間が増えたことで支持が集まっている、自宅をスッキリと見せられる掃除のためのグッズやインテリアを「すっきりインテリア」として、東の横綱に選んだ。

 西の横綱として、時短をしながらいつもの食卓をランクアップできる「食卓ランクアップ消費」が選出された。

 そのほか、東の大関に「おうち公園化」、西の大関に「SNS映えスイーツ」、東の期待株に「コラボアイテム」、西の期待株に「DIY美容消費」が選ばれている。