【記者のひとこと】将来はこんな業種もテレワーク?
この4~5月は、史上最も多くの人がテレワークで仕事をした期間だったと考えられますが、建設業や農業など、現場での作業が必要な業種ではテレワークに切り替えられる業務がわずかです。しかし、将来的にはそれらの業種でも家にいながら働くスタイルが実現するかもしれません。
よく例に挙げられるのが、建設機械の遠隔操作です。従来のモバイル通信では遅延が大きく、離れた場所にあるパワーショベルなどを細かく操作するのが困難でした。しかし、工事現場に低遅延の5Gが導入され、ネットワーク越しに建設機械を動かせるようになれば、オペレーターはVRゴーグルで現地映像を見ながら、手元のレバーでショベルを操作して工事を行えるというものです。世界の携帯キャリア各社が今、このようなシステムの実証実験に取り組んでいます。
これがもし実現すれば、腕のいいオペレーターはあちこちの現場から引っ張りだこになるかもしれません。自宅にいながら、午前中に北海道で、午後から沖縄で工事をする。そんな「テレワーク」が可能になると、働き方の多様性や、社会全体の生産性をさらにアップできると思います。(日高 彰)
【関連記事はこちら】
建機や搬送ロボ向け遠隔・自動化の車両AI評価キット、サイレックスなど3社
よく例に挙げられるのが、建設機械の遠隔操作です。従来のモバイル通信では遅延が大きく、離れた場所にあるパワーショベルなどを細かく操作するのが困難でした。しかし、工事現場に低遅延の5Gが導入され、ネットワーク越しに建設機械を動かせるようになれば、オペレーターはVRゴーグルで現地映像を見ながら、手元のレバーでショベルを操作して工事を行えるというものです。世界の携帯キャリア各社が今、このようなシステムの実証実験に取り組んでいます。
これがもし実現すれば、腕のいいオペレーターはあちこちの現場から引っ張りだこになるかもしれません。自宅にいながら、午前中に北海道で、午後から沖縄で工事をする。そんな「テレワーク」が可能になると、働き方の多様性や、社会全体の生産性をさらにアップできると思います。(日高 彰)
【関連記事はこちら】
建機や搬送ロボ向け遠隔・自動化の車両AI評価キット、サイレックスなど3社