KDDIは6月2日にauスマートフォン(4G LTE)向け料金プランを一新した。3月26日に提供を開始した5Gスマートフォン向け料金プランにあわせ、名称からauが抜けた「データMAX 4G LTE 」「データMAX 4G LTE Netflixパック」「ピタットプラン 4G LTE(新au ピタットプランN)」となり、2プラン+セットプランの計3プランとぐっと絞り込まれた。
6月1日をもって、従来の「auデータMAXプラン Netflixパック」「auデータMAXプランPro」「auフラットプラン25 NetflixパックN」「auフラットプラン20N」「auフラットプラン7プラスN」は新規受付を終了。Netflixパックが一本化され、au初の試みだった対象サービスに限り、データ容量を消費しないauフラットプラン7プラスNは、カウントフリーの対象サービスの拡大がないまま、終了した。
3つの4G LTE向け新料金プランのうち、データ使い放題(上限あり)のデータMAX 4G LTE 、データMAX 4G LTE Netflixパックは、ソフトバンクの「メリハリプラン」に対抗し、月間データ容量が2GBを超過すると本来の月額料金が請求され、超過しなかった場合は翌月利用分から1480円引きとなる。
また全プラン共通で、「家族割プラス」の適用人数、「auスマートバリュー」の加入の有無などによって割引額が増減し、対象プラン(データMAX 5G/データMAX 5G Netflixパック/データMAX 4G LTE/データMAX 4G LTE Netflixパック)に限り、「スマホ応援割II」として、新規契約・機種変更手続きの翌月から6カ月間、月額1200円または1000円引きが適用される。つまり、ウェブサイトなどに紹介されている金額は、各種割引を最大適用した「最安例」であり、利用状況によってはもっと高くなる。
5G対応スマートフォン向けとなるが、2020年6月以降提供予定として、他の5G向けプランと同時発表された「データMAX 5G ALL STARパック」がユニークで、お得感も高い。
データMAX 4G LTE などと同様、データ通信が使い放題で(プランごとに上限設定あり)、さらに、人気の有料ストリーミングサービス「Netflix(ベーシックプラン)」「Apple Music 」「YouTube Premium」「TELASA」がセットになっているからだ。
単独加入時の料金はNetflix(ベーシックプラン)が月額800円、Apple Musicは月額980円、YouTube Premiumは月額1180円、「ビデオパス」を大幅リニューアルした動画配信サービスTELASAが月額562円(税別)なので、データMAX 5G ALL STARパックの月額料金1万980円(2年契約N適用時)には、約3600円分のコンテンツ利用料が入っている計算だ。すると、実質的な通信料金は、通信サービスのみのデータMAX 5Gより安い。
しかも、月間データ容量が2GBを超過しなければ、1480円引きの月額9500円から他の各種割引が適用され、最安3980円で、各コンテンツが見放題・聴き放題になる。今は利用していないが、今後、Apple Music/YouTube Premiumを契約して在宅勤務時やドライブ時に聴きたいユーザーにはぴったりなプランといえるだろう。
「家族割プラス」の割引を適用できない一人暮らしの単身者でも、「5Gスタートキャンペーン(25カ月間)」と「スマホ応援割II(6カ月間)」のダブル適用で、通常の月額1万980円が月額7000円まで下がるので、約3600円分の有料コンテンツ利用料込みと考えると、そこそこ割安だ。この「ALL STARパック」が4G向けにも登場するか、5G端末への買い替え促進のため、5G限定の条件がこのままずっと残るか、今度の動向に注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)
6月1日をもって、従来の「auデータMAXプラン Netflixパック」「auデータMAXプランPro」「auフラットプラン25 NetflixパックN」「auフラットプラン20N」「auフラットプラン7プラスN」は新規受付を終了。Netflixパックが一本化され、au初の試みだった対象サービスに限り、データ容量を消費しないauフラットプラン7プラスNは、カウントフリーの対象サービスの拡大がないまま、終了した。
3つの4G LTE向け新料金プランのうち、データ使い放題(上限あり)のデータMAX 4G LTE 、データMAX 4G LTE Netflixパックは、ソフトバンクの「メリハリプラン」に対抗し、月間データ容量が2GBを超過すると本来の月額料金が請求され、超過しなかった場合は翌月利用分から1480円引きとなる。
また全プラン共通で、「家族割プラス」の適用人数、「auスマートバリュー」の加入の有無などによって割引額が増減し、対象プラン(データMAX 5G/データMAX 5G Netflixパック/データMAX 4G LTE/データMAX 4G LTE Netflixパック)に限り、「スマホ応援割II」として、新規契約・機種変更手続きの翌月から6カ月間、月額1200円または1000円引きが適用される。つまり、ウェブサイトなどに紹介されている金額は、各種割引を最大適用した「最安例」であり、利用状況によってはもっと高くなる。
5G対応スマートフォン向けとなるが、2020年6月以降提供予定として、他の5G向けプランと同時発表された「データMAX 5G ALL STARパック」がユニークで、お得感も高い。
データMAX 4G LTE などと同様、データ通信が使い放題で(プランごとに上限設定あり)、さらに、人気の有料ストリーミングサービス「Netflix(ベーシックプラン)」「Apple Music 」「YouTube Premium」「TELASA」がセットになっているからだ。
単独加入時の料金はNetflix(ベーシックプラン)が月額800円、Apple Musicは月額980円、YouTube Premiumは月額1180円、「ビデオパス」を大幅リニューアルした動画配信サービスTELASAが月額562円(税別)なので、データMAX 5G ALL STARパックの月額料金1万980円(2年契約N適用時)には、約3600円分のコンテンツ利用料が入っている計算だ。すると、実質的な通信料金は、通信サービスのみのデータMAX 5Gより安い。
しかも、月間データ容量が2GBを超過しなければ、1480円引きの月額9500円から他の各種割引が適用され、最安3980円で、各コンテンツが見放題・聴き放題になる。今は利用していないが、今後、Apple Music/YouTube Premiumを契約して在宅勤務時やドライブ時に聴きたいユーザーにはぴったりなプランといえるだろう。
「家族割プラス」の割引を適用できない一人暮らしの単身者でも、「5Gスタートキャンペーン(25カ月間)」と「スマホ応援割II(6カ月間)」のダブル適用で、通常の月額1万980円が月額7000円まで下がるので、約3600円分の有料コンテンツ利用料込みと考えると、そこそこ割安だ。この「ALL STARパック」が4G向けにも登場するか、5G端末への買い替え促進のため、5G限定の条件がこのままずっと残るか、今度の動向に注目だ。(BCN・嵯峨野 芙美)