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スマホ決済の統一規格「JPQR」、店舗提示型コード統一に本腰

 総務省は、スマートフォン決済サービスで利用されているQRコード/バーコードの統一規格としてつくった「JPQR」の普及に向けて動いている。特設サイトをリニューアルし、店舗提示型コード統一に向け本腰を入れている。6月22日には、店舗がWebサイトから導入の申し込みができるようになる。

リニューアルされたJPQRの特設ページ

 JPQRは、キャッシュレス推進協議会が定めたガイドラインに準拠した統一QRコード。複数のスマホ決済サービスが別々の規格でQR/バーコードを扱うと、店舗やユーザーの作業が煩雑になる恐れがあったため、混乱を避けるために作られた。

 2019年8月には、利用者が提示するバーコードの規格をJPQRに統一。サービスごとに異なる作業が必要だったレジのオペレーションを簡略化することができるようになった。

 今後は、店舗が提示しているQRコードの規格統一を本格的に進めていく。店舗での導入が進めば、これまで導入したスマホ決済の数だけ必要だったQRコードのシートを一つにまとめることができる。

 新しいサイトでは、「JPQR 参加予定決済サービス一覧」を公開しており、サービスごとの対応予定時期やWeb受付システム参加予定、加盟店手数料などの情報を確認することができる。導入を検討している場合は、一度、確認しておきたい。(BCN・南雲 亮平)