【なぐもんGO・52】Visa LINE Payクレジットカードのサービスが始まり、すでにカードを受け取った人もいるだろう。初年度は還元率が3%とお得なクレジットカードだが、ポイント還元を受けるためにも、忘れてはならないことがある。スマートフォン決済サービス「LINE Pay」アカウントとの連携だ。
Visa LINE Payクレジットカード(LINE Payクレカ)は、LINE PayとVisaが提供するクレジットカード。初年度の年会費0円で、サービス開始から1年間は3%還元、さらにVisaのタッチ決済に対応する。初年度以降も、1年間に1回以上のカードショッピングで使えば、その年の会費(税別1250円)が無料になる。
先日、記者の家にもLINE Payクレカが届いたが、そのまま使うとポイント還元が受け取れないので注意したい。さまざまなメリットを得るには、LINE Payアカウントと連携する必要がある。
連携方法は次の通り。LINEの「ウォレット」画面からLINE Payのメイン画面を開く。そこから、すこし下にスクロールすると出てくる「カードを申込み・登録」をタップ。さらに画面下部にある「クレジットカードを登録」をタップし、カード情報を入力する。ポップアップの内容を確認しながら進み、ポイント還元を受けられる旨のポップアップが表示されると、登録完了だ。
登録完了後、早速、ローソンでタッチ決済を使ってみると、タッチ決済のメリットがいくつかわかった。ひとつは、カードのデザインが画期的な点。カード番号や名義、有効期限などは全て裏に記載されているので、周囲からは見えにくくなっている。タッチ決済によるスキミング防止効果とあわせて、セキュリティ面も期待できそうだ。
もうひとつは、現金を使わないタッチ決済により、スタッフとのやり取りが商品のみで済むという点。接触でも感染するといわれている新型コロナウイルスの影響下で、人との接触機会を減らすことができるので、来店客とスタッフ双方の感染防止につながる。
さらにLINE Payの画面で利用明細や還元される予定のポイントなどを確認できるのも便利だ。「チャージ&ペイ」設定を完了すれば、LINE Payのコード支払いを利用する際に、事前に残高をチャージしていなくてもクレジットカードの請求に回すことで会計を済ませることも可能だ。使えば使うだけ還元率が高くなるお得な制度もある。
一方、LINE Payは今後、同じく決済サービスを提供するPayPayと提携する可能性もある。PayPay擁するヤフーと、LINE Payを展開するLINEが経営統合するからだ。2019年11月の会見時は、1年弱は両社の競争関係を続けるとのことだったが、今後はどうなるか、いまだに不透明な部分はある。
お得以外にも便利な点があるので、LINE Payクレカをまだつくっていない人は検討してみるのもありだ。なお、利用前に、裏面への署名も忘れずに済ませておきたい。(BCN・南雲 亮平)
Visa LINE Payクレジットカード(LINE Payクレカ)は、LINE PayとVisaが提供するクレジットカード。初年度の年会費0円で、サービス開始から1年間は3%還元、さらにVisaのタッチ決済に対応する。初年度以降も、1年間に1回以上のカードショッピングで使えば、その年の会費(税別1250円)が無料になる。
先日、記者の家にもLINE Payクレカが届いたが、そのまま使うとポイント還元が受け取れないので注意したい。さまざまなメリットを得るには、LINE Payアカウントと連携する必要がある。
連携方法は次の通り。LINEの「ウォレット」画面からLINE Payのメイン画面を開く。そこから、すこし下にスクロールすると出てくる「カードを申込み・登録」をタップ。さらに画面下部にある「クレジットカードを登録」をタップし、カード情報を入力する。ポップアップの内容を確認しながら進み、ポイント還元を受けられる旨のポップアップが表示されると、登録完了だ。
登録完了後、早速、ローソンでタッチ決済を使ってみると、タッチ決済のメリットがいくつかわかった。ひとつは、カードのデザインが画期的な点。カード番号や名義、有効期限などは全て裏に記載されているので、周囲からは見えにくくなっている。タッチ決済によるスキミング防止効果とあわせて、セキュリティ面も期待できそうだ。
もうひとつは、現金を使わないタッチ決済により、スタッフとのやり取りが商品のみで済むという点。接触でも感染するといわれている新型コロナウイルスの影響下で、人との接触機会を減らすことができるので、来店客とスタッフ双方の感染防止につながる。
さらにLINE Payの画面で利用明細や還元される予定のポイントなどを確認できるのも便利だ。「チャージ&ペイ」設定を完了すれば、LINE Payのコード支払いを利用する際に、事前に残高をチャージしていなくてもクレジットカードの請求に回すことで会計を済ませることも可能だ。使えば使うだけ還元率が高くなるお得な制度もある。
一方、LINE Payは今後、同じく決済サービスを提供するPayPayと提携する可能性もある。PayPay擁するヤフーと、LINE Payを展開するLINEが経営統合するからだ。2019年11月の会見時は、1年弱は両社の競争関係を続けるとのことだったが、今後はどうなるか、いまだに不透明な部分はある。
お得以外にも便利な点があるので、LINE Payクレカをまだつくっていない人は検討してみるのもありだ。なお、利用前に、裏面への署名も忘れずに済ませておきたい。(BCN・南雲 亮平)