パナソニックは5月21日、オンラインで「梅雨に向けた上手な家電の使い方・お手入れセミナー」と題する会見を開催。20~50代の共働き男女800人を対象に実施した意識・実態調査から、梅雨シーズンの「乾かない洗濯物」や「部屋干し臭」など暮らしの困りごとや、その解決方法を紹介した。
調査によると、梅雨時期の自宅の衛生環境が気になっていると答えた人は、「気になる」(33.6%)と「ある程度気になる」(49.1%)を合わせて8割超に上ることが分かった。
具体的な困りごとについては、「洗濯物が乾かない、乾きが悪い」(58.1%)と「部屋干しした洗濯物のニオイ」(46.8%)など、洗濯物に関することが多い。また、「タオル類のニオイ・雑菌繁殖」(37.0%)や「家の中のこもったニオイ」(33.0%)など、ニオイやカビ、雑菌など衛生面に関する項目が多かった。
パナソニックの製品担当者もショックだったという課題が、洗濯物が乾かなかったり、ニオイが気になるユーザーが多い一方で、具体的な対策方法が分からないと答えるユーザーも多かったことだ。個別の困りごとへの対策を聞いたいずれの項目でも「対策をしていない」と答えたユーザーが4割以上に上っていたのだ。その理由についても4割以上が「対策方法が分からない」と回答していた。
対策方法が分からないなかで大きな割合を占めていたのが、「洗濯物が乾かない」(48.0%)や「部屋干しの洗濯物のニオイ」(53.5%)「洗濯機のカビ臭」(44.6%)「洗濯機のカビ」(44.4%)「あらゆるところのカビ」(60.5%)など、洗濯物や洗濯機に関することが多かった。
そこでパナソニックは、洗濯物を乾かすには「湿気をとる」ことと「風をあてる」ことがポイントで、衣類乾燥除湿機の使用をアドバイスした。実際に自然乾燥と扇風機、衣類乾燥除湿機を使った洗濯物を乾かす実験(梅雨を想定した室温20℃、湿度70%)では、衣類乾燥除湿機は6時間後にほぼ乾燥させることができた。
ほかの方法では、10時間後でも衣類は乾かなかった。これが雑菌の繁殖や部屋干し臭の発生につながっている。
パナソニックが2005年から発売している梅雨や夏に使えるコンプレッサー方式と、秋・冬に使えるデシカント方式を組み合わせて1年中使えるハイブリッド方式の衣類乾燥除湿機は、累計販売台数100万台以上の実績をあげている。
中でも5月下旬に発売予定の「F-YHTX90」は、デッドスペースとなっていた洗濯物の真下に置けるコンパクトさが売りの製品だ。高さ33.5センチ、幅47センチ、奥行き25センチというサイズなら、除湿機の置き場所が少ないマンションでも利用することが可能だ。価格はオープンで、税別の実勢価格は5万5000円前後の見込み。
なお、F-YHTH90を使って上手に洗濯物を干す方法は、洗濯物の間はこぶし1個くらいの距離にして、中央に短い衣類、外側に丈の長い衣類というようなアーチ型だという。
洗濯機のニオイでは、縦型洗濯乾燥機の「槽洗浄サイン」機能をアピールした。工場出荷時はオフなので設定でオンにすると、運転が終了したタイミングで「槽洗浄サイン」が点滅するので、それを確認して槽洗浄コースの運転をするだけ。通知回数はデフォルト設定で40~42回(1カ月相当)の運転後に表示される。
7月20日発売予定の「NA-FW100K8」(洗濯10kg/乾燥5kg)の実勢価格は23万円前後、「NA-FW90K8」(洗濯9kg/乾燥4.5kg)は22万円前後、「NA-FW80K8」(洗濯8kg/乾燥4.5kg)は21万円前後となっている。
最後にエアコンは、梅雨シーズンに試運転やエアコンクリーニングなどの手入れをしておくことをアドバイスする。カビは温度25℃前後、湿度65%以上で活発化しやすい。また、湿気とホコリを栄養分に繁殖していく。
こうした条件に当てはまってしまうのがエアコンの室内機の内部にある熱交換器だ。特にリビングに設置しているエアコンの熱交換器に、キッチンから飛散した調理油が付着すると、カビの栄養分となるホコリが付着しやすくなる。夏のエアコン運転時の水分が湿気となってカビを繁殖させる原因にもなる。
パナソニックの「Eolia(エオリア) Xシリーズ」は、熱交換器の細かいフィンの断面まで独自のコーティング材を塗装することで、少しの水で油が付着せずに流れ落ちる「ホコリレスコーティング」を施している。熱交換器に付着するホコリの75%が断面に付着する中で、キレイさをキープすることができる。
キーデバイスのナノイーXも、油を分解する作用があるため、油やカビに強い仕組みだ。Xシリーズの実勢価格は能力の違いにより26万円~41万円前後となっている。
新型コロナウイルス対策で部屋で家族が過ごす時間が増えている。梅雨シーズンのカビや部屋干し臭の対策として、衣類乾燥除湿機や縦型洗濯乾燥機、エアコンを検討するものいい機会だろう。
調査によると、梅雨時期の自宅の衛生環境が気になっていると答えた人は、「気になる」(33.6%)と「ある程度気になる」(49.1%)を合わせて8割超に上ることが分かった。
具体的な困りごとについては、「洗濯物が乾かない、乾きが悪い」(58.1%)と「部屋干しした洗濯物のニオイ」(46.8%)など、洗濯物に関することが多い。また、「タオル類のニオイ・雑菌繁殖」(37.0%)や「家の中のこもったニオイ」(33.0%)など、ニオイやカビ、雑菌など衛生面に関する項目が多かった。
パナソニックの製品担当者もショックだったという課題が、洗濯物が乾かなかったり、ニオイが気になるユーザーが多い一方で、具体的な対策方法が分からないと答えるユーザーも多かったことだ。個別の困りごとへの対策を聞いたいずれの項目でも「対策をしていない」と答えたユーザーが4割以上に上っていたのだ。その理由についても4割以上が「対策方法が分からない」と回答していた。
対策方法が分からないなかで大きな割合を占めていたのが、「洗濯物が乾かない」(48.0%)や「部屋干しの洗濯物のニオイ」(53.5%)「洗濯機のカビ臭」(44.6%)「洗濯機のカビ」(44.4%)「あらゆるところのカビ」(60.5%)など、洗濯物や洗濯機に関することが多かった。
そこでパナソニックは、洗濯物を乾かすには「湿気をとる」ことと「風をあてる」ことがポイントで、衣類乾燥除湿機の使用をアドバイスした。実際に自然乾燥と扇風機、衣類乾燥除湿機を使った洗濯物を乾かす実験(梅雨を想定した室温20℃、湿度70%)では、衣類乾燥除湿機は6時間後にほぼ乾燥させることができた。
ほかの方法では、10時間後でも衣類は乾かなかった。これが雑菌の繁殖や部屋干し臭の発生につながっている。
パナソニックが2005年から発売している梅雨や夏に使えるコンプレッサー方式と、秋・冬に使えるデシカント方式を組み合わせて1年中使えるハイブリッド方式の衣類乾燥除湿機は、累計販売台数100万台以上の実績をあげている。
中でも5月下旬に発売予定の「F-YHTX90」は、デッドスペースとなっていた洗濯物の真下に置けるコンパクトさが売りの製品だ。高さ33.5センチ、幅47センチ、奥行き25センチというサイズなら、除湿機の置き場所が少ないマンションでも利用することが可能だ。価格はオープンで、税別の実勢価格は5万5000円前後の見込み。
なお、F-YHTH90を使って上手に洗濯物を干す方法は、洗濯物の間はこぶし1個くらいの距離にして、中央に短い衣類、外側に丈の長い衣類というようなアーチ型だという。
洗濯機のニオイでは、縦型洗濯乾燥機の「槽洗浄サイン」機能をアピールした。工場出荷時はオフなので設定でオンにすると、運転が終了したタイミングで「槽洗浄サイン」が点滅するので、それを確認して槽洗浄コースの運転をするだけ。通知回数はデフォルト設定で40~42回(1カ月相当)の運転後に表示される。
7月20日発売予定の「NA-FW100K8」(洗濯10kg/乾燥5kg)の実勢価格は23万円前後、「NA-FW90K8」(洗濯9kg/乾燥4.5kg)は22万円前後、「NA-FW80K8」(洗濯8kg/乾燥4.5kg)は21万円前後となっている。
最後にエアコンは、梅雨シーズンに試運転やエアコンクリーニングなどの手入れをしておくことをアドバイスする。カビは温度25℃前後、湿度65%以上で活発化しやすい。また、湿気とホコリを栄養分に繁殖していく。
こうした条件に当てはまってしまうのがエアコンの室内機の内部にある熱交換器だ。特にリビングに設置しているエアコンの熱交換器に、キッチンから飛散した調理油が付着すると、カビの栄養分となるホコリが付着しやすくなる。夏のエアコン運転時の水分が湿気となってカビを繁殖させる原因にもなる。
パナソニックの「Eolia(エオリア) Xシリーズ」は、熱交換器の細かいフィンの断面まで独自のコーティング材を塗装することで、少しの水で油が付着せずに流れ落ちる「ホコリレスコーティング」を施している。熱交換器に付着するホコリの75%が断面に付着する中で、キレイさをキープすることができる。
キーデバイスのナノイーXも、油を分解する作用があるため、油やカビに強い仕組みだ。Xシリーズの実勢価格は能力の違いにより26万円~41万円前後となっている。
新型コロナウイルス対策で部屋で家族が過ごす時間が増えている。梅雨シーズンのカビや部屋干し臭の対策として、衣類乾燥除湿機や縦型洗濯乾燥機、エアコンを検討するものいい機会だろう。