上新電機は5月8日、2020年3月期連結決算を発表。売上高は4156億4300万円(前期比2.9%増)、営業利益は89億7900万円(18.3%減)、経常利益は89億円(19.1%減)、親株会社に帰属する当期純利益は54億1800万円(14.7%減)の増収減益となった。
商品別売上高をみると、家電ではテレビが19.1%増、冷蔵庫が11.5%増、エアコンが3.5%増などと、堅調な買い替え需要や消費増税の駆け込み需要などに支えられて伸びたが、暖冬の影響で暖房機が22.4%減など落ち込んだ。
情報通信では、Windows 7の延長サポート終了による駆け込み需要でPCが27.8%増と大きく伸びたものの、電気通信事業法の一部改正によるスマートフォンの値引き規制などにより携帯電話は13.9%減と大幅に減少した。
また、同社にとって今期は3カ年の中期経営計画「JT-2020 経営計画」の最終年度だった。2年目までは計画に対して売上高、利益項目はともに順調に進捗していたが、最終年度は増税後の想定を超える消費マインドの低下や、新型コロナウイルスにより経済活動は停滞。売上高は計画比2.6%増を達成したものの、営業利益(18.4%減)、経常利益(19.1%減)、親会社に帰属する当期純利益(9.7%減)と利益面は未達だった。
売上高経常利益率は2.1%で計画の2.7%から0.6ポイント下回った。自己資本比率は計画の43%以上よりも上回る45.2%を達成した。
営業面ではグループ212店舗でWi-Fiが無料で利用できる「Joshin_Free_Wi-Fi」を開始したり、eスポーツ普及に貢献するためにジョーシン三宮1ばん館の9階に客席数170席、面積173平方メートルの西日本最大級となる「eスポーツアリーナ三宮」を20年2月にオープンしたりした。期末の店舗数は、12店舗を出店する一方で10店舗を撤収した結果234店舗になった。
21年3月期の業績予想は、新型コロナの影響で現時点では合理的な算定が困難なため未定とした。
商品別売上高をみると、家電ではテレビが19.1%増、冷蔵庫が11.5%増、エアコンが3.5%増などと、堅調な買い替え需要や消費増税の駆け込み需要などに支えられて伸びたが、暖冬の影響で暖房機が22.4%減など落ち込んだ。
情報通信では、Windows 7の延長サポート終了による駆け込み需要でPCが27.8%増と大きく伸びたものの、電気通信事業法の一部改正によるスマートフォンの値引き規制などにより携帯電話は13.9%減と大幅に減少した。
また、同社にとって今期は3カ年の中期経営計画「JT-2020 経営計画」の最終年度だった。2年目までは計画に対して売上高、利益項目はともに順調に進捗していたが、最終年度は増税後の想定を超える消費マインドの低下や、新型コロナウイルスにより経済活動は停滞。売上高は計画比2.6%増を達成したものの、営業利益(18.4%減)、経常利益(19.1%減)、親会社に帰属する当期純利益(9.7%減)と利益面は未達だった。
売上高経常利益率は2.1%で計画の2.7%から0.6ポイント下回った。自己資本比率は計画の43%以上よりも上回る45.2%を達成した。
営業面ではグループ212店舗でWi-Fiが無料で利用できる「Joshin_Free_Wi-Fi」を開始したり、eスポーツ普及に貢献するためにジョーシン三宮1ばん館の9階に客席数170席、面積173平方メートルの西日本最大級となる「eスポーツアリーナ三宮」を20年2月にオープンしたりした。期末の店舗数は、12店舗を出店する一方で10店舗を撤収した結果234店舗になった。
21年3月期の業績予想は、新型コロナの影響で現時点では合理的な算定が困難なため未定とした。