在宅ライフに最適なVODサービスは? 知っておきたい5大候補
緊急事態宣言が全国に拡大され外出自粛が要請されているなか、政府はゴールデンウィーク(GW)中の長距離移動を控えるよう呼びかけがあった。旅行はおろか外出も自粛するとなると、家に居ながらにして気分をリフレッシュできる何かが欲しくなる。連休を有意義に過ごすために、映画やドラマを一気に観たいと思っている方も多いだろう。そこで、外出がままならない今だからこそ知っておきたい5つのビデオオンデマンド(VOD)サービスを紹介していきたい。
国内外問わず、映画やドラマなど幅広い映像作品を配信しており、リストを見ていれば誰しも必ずひとつくらいは興味を惹かれる作品に出会うことができる。年間10億ドル以上の制作費を投じて多くのNetflixオリジナル作品が配信されているのも魅力的だ。2019年のアカデミー賞において最多ノミネート作品となった『アイリッシュマン』のような超大作や、知る人ぞ知るSFサスペンス『月影の下で』といったインディー寄りの作品など、とにかくオリジナル作品のラインアップが幅広い。
また、音声と字幕の言語をユーザーが選択できるので、例えば日本のアニメを再生しながら英語字幕を表示可能。在宅ライフの一環で語学学習をしようと考えている方は、Netflixを教材代わりに使うこともできる。娯楽にもスキルアップにも便利なサービスなのだ。なお、作品によっては特定の言語のみの場合もある。
オリジナル作品もNetflixほどの作品数はないものの、現代版『24』と名高い『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』や、2019年最も話題になったドラマシリーズのひとつ『ザ・ボーイズ』など粒ぞろい。見放題の対象ではない作品も、Prime Videoアプリなどから100~400円ほどの追加料金でレンタルできるのも、外出自粛中にはありがたいポイントだ。
月額2189円(税込)と他サービスに比べて少し高額だが、毎月1200円分のポイントが付与される。このポイントを使って、見放題の対象ではない映画をレンタル・購入できるのだ。レンタル料金は作品によって異なるものの、映画であれば1本400~800円ほど。つまり、月に1~2本は「自分がどうしても観たい作品」のレンタルが可能だ。映像作品に加えて、70以上もの雑誌が読み放題。映画やドラマの箸休めも、U-NEXTならしっかりカバーしている。
NetflixやPrime Videoほど話題にはならないものの、Huluオリジナルのドラマシリーズ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』がエミー賞を受賞しているなど、オリジナル作品のクオリティは高い。また「トム・クルーズ特集」「レオナルド・ディカプリオ特集」など、独自のカテゴリで作品をまとめられており、レンタルショップの特集コーナーを眺めているような気持ちになれるのも嬉しい。
子ども向けのアニメーション作品はもちろん、大人が観ても楽しめる作品も挙げればキリがない。その筆頭が、『スター・ウォーズ』のスピンオフドラマ『マンダロリアン』だ。海外で公開されるや否や本家シリーズを超える勢いで話題となり、すでにシーズン2の配信も決まっている。
これだけ豊富なコンテンツ量を誇りながら、月額料金は770円(税込)と比較的安い。とはいえディズニー関連の作品しか配信されず、続々とラインナップが追加されるわけではないのが玉に瑕。他サービスと並行して利用するなど、割り切りが必要になるだろう。
今回紹介したサービスは、Netflix以外であれば無料で14~31日間体験利用することができる。本記事を読んで気になったサービスがいくつかあるなら、無料期間を活用して比較してみよう。(浦辺制作所・佐島 蒼太)
Netflix:とりあえず入って間違いない
「ビデオオンデマンドサービスが多すぎて、どれに入ったらいいのか分からない」と言われた際、映画・ドラマ好きな筆者がまずおすすめするのは「Netflix」だ。国内外問わず、映画やドラマなど幅広い映像作品を配信しており、リストを見ていれば誰しも必ずひとつくらいは興味を惹かれる作品に出会うことができる。年間10億ドル以上の制作費を投じて多くのNetflixオリジナル作品が配信されているのも魅力的だ。2019年のアカデミー賞において最多ノミネート作品となった『アイリッシュマン』のような超大作や、知る人ぞ知るSFサスペンス『月影の下で』といったインディー寄りの作品など、とにかくオリジナル作品のラインアップが幅広い。
また、音声と字幕の言語をユーザーが選択できるので、例えば日本のアニメを再生しながら英語字幕を表示可能。在宅ライフの一環で語学学習をしようと考えている方は、Netflixを教材代わりに使うこともできる。娯楽にもスキルアップにも便利なサービスなのだ。なお、作品によっては特定の言語のみの場合もある。
Prime Video:Amazonヘビーユーザーにオススメ
Amazonプライムに入会するとAmazonのお急ぎ便が使い放題になるうえ、映画・ドラマが見放題な「Prime Video」も利用できる。プライム会員の特典は数あれど、外出を自粛する身であればこの2つでもワンコイン以上の価値はある。オリジナル作品もNetflixほどの作品数はないものの、現代版『24』と名高い『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』や、2019年最も話題になったドラマシリーズのひとつ『ザ・ボーイズ』など粒ぞろい。見放題の対象ではない作品も、Prime Videoアプリなどから100~400円ほどの追加料金でレンタルできるのも、外出自粛中にはありがたいポイントだ。
U-NEXT:観たい作品が決まっていたらこれ
ビデオオンデマンドサービスを使っていて一番ストレスを感じるのは「観たい作品がなかなか追加されない」ときだ。絶対に観たいと思う作品が多い方には、定額制ビデオオンデマンドサービスでありながらレンタルや購入がお得な「U-NEXT」をお勧めしたい。月額2189円(税込)と他サービスに比べて少し高額だが、毎月1200円分のポイントが付与される。このポイントを使って、見放題の対象ではない映画をレンタル・購入できるのだ。レンタル料金は作品によって異なるものの、映画であれば1本400~800円ほど。つまり、月に1~2本は「自分がどうしても観たい作品」のレンタルが可能だ。映像作品に加えて、70以上もの雑誌が読み放題。映画やドラマの箸休めも、U-NEXTならしっかりカバーしている。
Hulu:国内ドラマ好きならこれ
「Hulu」は他サービスと同様、国内外の映画やドラマなどがそろっている上に、「日テレの映像コンテンツが豊富」という点で大きなアドバンテージがある。『女王の教室』『14歳の母』など名作ドラマシリーズや、『しゃべくり007』といったバラエティ番組まで配信されている。NetflixやPrime Videoほど話題にはならないものの、Huluオリジナルのドラマシリーズ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』がエミー賞を受賞しているなど、オリジナル作品のクオリティは高い。また「トム・クルーズ特集」「レオナルド・ディカプリオ特集」など、独自のカテゴリで作品をまとめられており、レンタルショップの特集コーナーを眺めているような気持ちになれるのも嬉しい。
Disney DELUXE:ディズニー好きは入るべき
もし無類のディズニー好きであれば、他のサービスを差し置いても「Disney DELUXE」への入会がおすすめだ。名前の通りディズニーの歴代作品はすべて見放題。さらに、ピクサー作品や『スター・ウォーズ』シリーズ、「マーベル(アメコミ)」シリーズがすべて視聴できる贅沢なサービスだ。子ども向けのアニメーション作品はもちろん、大人が観ても楽しめる作品も挙げればキリがない。その筆頭が、『スター・ウォーズ』のスピンオフドラマ『マンダロリアン』だ。海外で公開されるや否や本家シリーズを超える勢いで話題となり、すでにシーズン2の配信も決まっている。
これだけ豊富なコンテンツ量を誇りながら、月額料金は770円(税込)と比較的安い。とはいえディズニー関連の作品しか配信されず、続々とラインナップが追加されるわけではないのが玉に瑕。他サービスと並行して利用するなど、割り切りが必要になるだろう。
今回紹介したサービスは、Netflix以外であれば無料で14~31日間体験利用することができる。本記事を読んで気になったサービスがいくつかあるなら、無料期間を活用して比較してみよう。(浦辺制作所・佐島 蒼太)