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モバイルゲームアプリで遊ぶ時間が3月に増加、休校や外出自粛が大きく影響

データ

2020/05/01 21:00

 ゲームエイジ総研は、同社が提供するモバイルログを活用した次世代型マーケティングデータサービス「iGage(アイゲージ)」を利用して集計した、2~3月におけるモバイルゲームアプリのプレイ動向データを4月30日に発表した。

モバイルゲームアプリのプレイ時間は、2月末前後で4~5%増加

 モバイルゲームアプリユーザー(15~69歳)の総プレー時間は、2月が平日で平均5098万時間、土日祝日で平均5920万時間、3月が平日で平均5335万時間、土日祝日で平均6152万時間と、2月末の外出自粛要請前後で4~5%増加している。

 なお、3月後半のプレー時間減少は、3月20日に発売された「あつまれどうぶつの森」の影響とみられる。
 
「荒野行動」のDAUとプレー時間が3月以降に増加

 「荒野行動」のDAU(Daily Active User:アクティブユーザー数)、プレー時間ともに、全国の小中学校に休校要請が出た3月以降に増加した。
 
「荒野行動」プレーヤーは10代が6割を占める

 「荒野行動」プレーヤーは、10代の男性が47%(10代の男女では60%)を占めており、3月のDAUおよびプレー時間の増加は、学校の休校による影響が明らかといえる。
 
「グランブルーファンタジー」では、3月10日頃から20代・30代のDAUが増加

 「グランブルーファンタジー」は、社会人への外出自粛要請が強くなった3月10日頃から、中心ユーザーである20代、30代のDAUが増加した。
 
「ドラゴンクエスト ウォーク」はDAUに大きな変化はないが総プレー時間は減少

 「ドラゴンクエスト ウォーク」は、2月~3月にかけてDAUが大きく変化していないものの、「位置ゲーム」の主な要素である外出が困難なことから総プレー時間は減少している。
 
「ホームスケイプ」は1人当たりのプレー時間が増加

 「ホームスケイプ」は、DAUがほとんど変化していないが、1人当たりのプレー時間は増加した。