ビックカメラのSwitch抽選販売、4月27日週から再開へ

販売戦略

2020/04/27 16:30

 ビックカメラは、同社のECサイト「ビックカメラ.com」で、休止していた家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」の抽選販売の申し込み受け付けを、4月27日週の再開に向けて準備を進めていると発表した。

ビックカメラはNintendo Switchの抽選販売を
4月27日週に再開するための準備を進めている

 同サイトでは、4月21日からNintendo Switchの抽選販売受け付けを開始していたが、アクセスが殺到したため接続が不安定になり、一時はECサイトでの買い物もできない状態になってしまった。これにより、受け付けを一時休止し、改めて再開するとしていた。

 Nintendo Switchは、新型コロナウイルス感染症の影響で生産・出荷に遅れが出ており、外出自粛要請中の“巣ごもり需要”と重なって品薄状態が続いている。現在も中古品が新品の価格を上回るほど需要が供給を上回っている状況だ。4月2週目には一時、出荷を停止していたが、4月3週目に再開。オンラインを中心に販売されるようになった。

 ほかのECサイトや店頭でも、先着順で販売すると人が殺到してしまうことから、抽選方式で販売している。抽選なら、いつ申し込んでも当選確率は変わらないため、アクセスの殺到を避けれるはずだが、実際は開始直後から接続が不安定になってしまうほど集中してしまう。近ごろは、抽選販売を実施しても接続が不安定になり、休止するケースも多くなっている。