郊外型のエディオンとケーズデンキも営業時間短縮、「緊急事態」の全国拡大で
政府が4月16日夜に新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく第2弾の「緊急事態宣言」を発令したことで、対象地域がそれまでの7都府県(東京、神奈川、千葉、埼玉、兵庫、大阪、福岡)から全国に拡大した。期間は5月6日まで。これを受けて都市部の家電量販店だけでなく、郊外型のエディオンやケーズデンキでも営業時間の短縮や臨時休業する動きが広がった。各家電量販の更新情報をまとめた。
政府は、感染拡大防止の重点的な対象エリアとして、7都府県に北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都を加えた13都道府県を「特定警戒都道府県」に指定した。また、ゴールデンウイーク中の帰省や旅行などの移動で感染が拡大するのを防ぐために、緊急事態宣言の対象を全国に拡大した。
エディオンは、4月20日に臨時休業と営業時間の短縮を更新。新たに東海や近畿地区のショッピングモールの店舗で臨時休業するケースが増えた。臨時休業している店舗は次の46店舗で、全414店の約1割に相当する。
AKIBA、モザイクモール港北店、青葉台東急スクエア店、イオン秦野店、ららぽーと新三郷店、100満ボルト福井南本店(4月23日まで)、イオンモール浜松志都呂店、イオンモール浜松市野店、小田井モゾワンダーシティ店、イオンモール名古屋茶屋店、イオンモール長久手店、イオンモール扶桑店、ドコモショップ栄オアシス21店、楽天モバイルイオンタウン千種店、イオンモール鈴鹿店、イオンモール津南店、auショップイオンモール鈴鹿、モレラ岐阜店、マーサ21店、auショップモレラ岐阜、エコール・リラ店、イオンモール神戸北店、御影店、ニッケパークタウン店、JR芦屋駅店、ベルファ都島店、天満橋店、近鉄上本町店、近鉄あべのハルカス店、ユニバーサル・シティウォーク大阪店、ららぽーとEXPOCITY店、八尾店、堺店、イオンモール堺北花田店、ららぽーと和泉店、イオンモール橿原店、イオンモール和歌山店、大津一里山店、草津店、北大路ビブレ店、洛北阪急スクエア店、六地蔵MOMOテラス店、イオンモール新居浜店、イオンモール福岡店、イオンモール福津店、イオンモール熊本店。
そのほかの店舗は10~18時、19時までの営業時間の短縮で対応する。
ケーズホールディングスで臨時休業する店舗は、全505店舗(4月12日時点)のうち山梨県の岡島店と大阪府のアリオ鳳店の2店舗。ほかは営業時間を9時30分、10~19時に短縮して対応する。
ビックカメラは、4月21日に情報を更新。18日から新たに休業となった店舗は水戸駅店(取り置きカウンターのみ営業中)、札幌店(取り置きカウンターのみ営業中)、浜松店(取り置きカウンターのみ営業中)、ビックトイズ プライムツリー赤池店、Air BicCamera 那覇空港店の5店舗。
ほかにも、休業している店は次の25店舗となる。池袋西口店(取り置きカウンターのみ営業中)、池袋東口カメラ館、東京写真館、ビックロ 新宿東口店、新宿東口駅前店、日本橋三越、渋谷ハチ公口店、セレクト原宿店、聖蹟桜ヶ丘駅店、町田店、Air BicCamera アクアシティお台場店、ビックカメラリカーアクアシティお台場店、Air BicCamera ダイバーシティ東京 プラザ店、Air BicCamera 羽田空港第3ターミナル店、ラゾーナ川崎店(取り置きカウンターのみ営業中)、新横浜店、ビックカメラアウトレット×ソフマップ 横浜ビブレ店、船橋東武店、Air BicCamera 成田空港第2ターミナル店、所沢駅店、名古屋JRゲートタワー店、Air BicCamera 中部国際空港第1ターミナル店、Air BicCamera 中部国際空港第2ターミナル店、あべのキューズモール店、アリオ八尾店/ビックトイズアリオ八尾店。
ビックカメラで休業中の店舗は30店舗に上る。4月7日に7都府県で緊急事態宣言を発令した時点の12店舗から倍以上となり、全61店舗の約半分を占める。ほかの店舗では10時、11~19時(土、日は18時)まで営業時間を短縮している。
コジマでも17日に情報を更新し、臨時休業が14店舗に増加。全141店舗の約1割に相当する。「コジマ×ビックカメラ」のイオンモール名取店、イオンモールいわき小名浜店、スマーク伊勢崎店、ららぽーとTOKYO-BAY店、南砂町SUNAMO店、港北東急S.C.店、イオンモール常滑店、プライムツリー赤池店、イオンモール堺鉄砲町店、コジマ 神戸ハーバーランド店、Corowa甲子園店、イオンモール広島府中店、マークイズ福岡ももち店、イオンモール沖縄ライカム店が休業している。
ほかの店舗は10時、10時30分~19時まで営業時間を短縮する。
ヤマダ電機は、すでに4月17日から当面の間、ベスト電器を含む47都道府県の全752店舗で営業時間を短縮している(一部スーパーなどのテナントで臨時休業)。
ヨドバシカメラは、4月17日に情報を更新。すでに16店舗で一時休業している(横浜とアウトレット川崎以外の受け取りカウンターは営業中)。そのほか新たに7店舗(マルチメディア札幌、仙台、郡山、宇都宮、新潟駅前店、京都、名古屋松坂屋店)で、営業時間を9時30分、10~19時に短縮するとともに一部売り場を休業している。休業中の売り場は、カメラ、時計、ゲーム、おもちゃ、映像音楽ソフト、アウトドア用品、スポーツ用品となっている。
一方で営業を持続する売り場では、「社会生活を維持する上で必要な施設」に準じた家電、テレビ、オーディオ、PC、自転車などを、適切な感染防止策をとった上で販売している。
上新電機も4月20日に更新。ジョーシンの全227店舗で営業時間を10~19時に短縮している。4月18日から新たに臨時休業しているのは次の12店舗。名古屋みなとイオンモール店、大高イオンモール店、岐阜カラフルタウン店、大垣イオンモール店、楽天モバイル ジョーシンギア各務原イオンモール店、四日市泊イオンタウン店、東員イオンモール店、桑名イオンモール店、明和イオンモール店、楽天モバイル イオンモール草津店、登美ヶ丘イオンモール店、アリオ倉敷店。
このほか、すでに臨時休業しているのがアリオ川口店、浦和美園イオンモール店、羽生イオンモール店、船橋イオンモール店、ディスクピア日本橋店、スーパーキッズランドキャラクター館、スーパーキッズランド本店、大日イオンモール店、四條畷イオンモール店、藤井寺イオン店、泉南イオンモール店、神戸南イオンモール店、つかしん店、西宮ガーデンズ店、伊丹昆陽イオンモール店、楽天モバイル イオンモール伊丹昆陽店、楽天モバイル イオンモール姫路大津店の17店舗。合計29店舗、全店舗の約1割で臨時休業している。
ノジマは4月20日に情報を更新。新たに4月18日から当面の間、イオンタウン守谷店、ららぽーと磐田店、新静岡セノバ店、MARK IS 静岡店、ららぽーと沼津店、イオン富士宮店、イオンモール甲府店、イオンモール松本店、イオン新潟南店の9店舗が休業となった。ノジマの休業店は合計で63店舗に上り、キャリアショップを除く全181店舗の35%に上る。
ほかの店舗では、10~19時までの営業時間の短縮で対応する。
緊急事態宣言が全国に広がったことで、広域展開している家電量販店の経営にも影響を及ぼし始めている。感染者の増加状況によっては予断を許さないが、宣言の期限を迎える5月6日以降の動向が気になる。(BCN・細田 立圭志)
政府は、感染拡大防止の重点的な対象エリアとして、7都府県に北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都を加えた13都道府県を「特定警戒都道府県」に指定した。また、ゴールデンウイーク中の帰省や旅行などの移動で感染が拡大するのを防ぐために、緊急事態宣言の対象を全国に拡大した。
エディオンは、4月20日に臨時休業と営業時間の短縮を更新。新たに東海や近畿地区のショッピングモールの店舗で臨時休業するケースが増えた。臨時休業している店舗は次の46店舗で、全414店の約1割に相当する。
AKIBA、モザイクモール港北店、青葉台東急スクエア店、イオン秦野店、ららぽーと新三郷店、100満ボルト福井南本店(4月23日まで)、イオンモール浜松志都呂店、イオンモール浜松市野店、小田井モゾワンダーシティ店、イオンモール名古屋茶屋店、イオンモール長久手店、イオンモール扶桑店、ドコモショップ栄オアシス21店、楽天モバイルイオンタウン千種店、イオンモール鈴鹿店、イオンモール津南店、auショップイオンモール鈴鹿、モレラ岐阜店、マーサ21店、auショップモレラ岐阜、エコール・リラ店、イオンモール神戸北店、御影店、ニッケパークタウン店、JR芦屋駅店、ベルファ都島店、天満橋店、近鉄上本町店、近鉄あべのハルカス店、ユニバーサル・シティウォーク大阪店、ららぽーとEXPOCITY店、八尾店、堺店、イオンモール堺北花田店、ららぽーと和泉店、イオンモール橿原店、イオンモール和歌山店、大津一里山店、草津店、北大路ビブレ店、洛北阪急スクエア店、六地蔵MOMOテラス店、イオンモール新居浜店、イオンモール福岡店、イオンモール福津店、イオンモール熊本店。
そのほかの店舗は10~18時、19時までの営業時間の短縮で対応する。
ケーズホールディングスで臨時休業する店舗は、全505店舗(4月12日時点)のうち山梨県の岡島店と大阪府のアリオ鳳店の2店舗。ほかは営業時間を9時30分、10~19時に短縮して対応する。
ビックカメラは、4月21日に情報を更新。18日から新たに休業となった店舗は水戸駅店(取り置きカウンターのみ営業中)、札幌店(取り置きカウンターのみ営業中)、浜松店(取り置きカウンターのみ営業中)、ビックトイズ プライムツリー赤池店、Air BicCamera 那覇空港店の5店舗。
ほかにも、休業している店は次の25店舗となる。池袋西口店(取り置きカウンターのみ営業中)、池袋東口カメラ館、東京写真館、ビックロ 新宿東口店、新宿東口駅前店、日本橋三越、渋谷ハチ公口店、セレクト原宿店、聖蹟桜ヶ丘駅店、町田店、Air BicCamera アクアシティお台場店、ビックカメラリカーアクアシティお台場店、Air BicCamera ダイバーシティ東京 プラザ店、Air BicCamera 羽田空港第3ターミナル店、ラゾーナ川崎店(取り置きカウンターのみ営業中)、新横浜店、ビックカメラアウトレット×ソフマップ 横浜ビブレ店、船橋東武店、Air BicCamera 成田空港第2ターミナル店、所沢駅店、名古屋JRゲートタワー店、Air BicCamera 中部国際空港第1ターミナル店、Air BicCamera 中部国際空港第2ターミナル店、あべのキューズモール店、アリオ八尾店/ビックトイズアリオ八尾店。
ビックカメラで休業中の店舗は30店舗に上る。4月7日に7都府県で緊急事態宣言を発令した時点の12店舗から倍以上となり、全61店舗の約半分を占める。ほかの店舗では10時、11~19時(土、日は18時)まで営業時間を短縮している。
コジマでも17日に情報を更新し、臨時休業が14店舗に増加。全141店舗の約1割に相当する。「コジマ×ビックカメラ」のイオンモール名取店、イオンモールいわき小名浜店、スマーク伊勢崎店、ららぽーとTOKYO-BAY店、南砂町SUNAMO店、港北東急S.C.店、イオンモール常滑店、プライムツリー赤池店、イオンモール堺鉄砲町店、コジマ 神戸ハーバーランド店、Corowa甲子園店、イオンモール広島府中店、マークイズ福岡ももち店、イオンモール沖縄ライカム店が休業している。
ほかの店舗は10時、10時30分~19時まで営業時間を短縮する。
ヤマダ電機は、すでに4月17日から当面の間、ベスト電器を含む47都道府県の全752店舗で営業時間を短縮している(一部スーパーなどのテナントで臨時休業)。
ヨドバシカメラは、4月17日に情報を更新。すでに16店舗で一時休業している(横浜とアウトレット川崎以外の受け取りカウンターは営業中)。そのほか新たに7店舗(マルチメディア札幌、仙台、郡山、宇都宮、新潟駅前店、京都、名古屋松坂屋店)で、営業時間を9時30分、10~19時に短縮するとともに一部売り場を休業している。休業中の売り場は、カメラ、時計、ゲーム、おもちゃ、映像音楽ソフト、アウトドア用品、スポーツ用品となっている。
一方で営業を持続する売り場では、「社会生活を維持する上で必要な施設」に準じた家電、テレビ、オーディオ、PC、自転車などを、適切な感染防止策をとった上で販売している。
上新電機も4月20日に更新。ジョーシンの全227店舗で営業時間を10~19時に短縮している。4月18日から新たに臨時休業しているのは次の12店舗。名古屋みなとイオンモール店、大高イオンモール店、岐阜カラフルタウン店、大垣イオンモール店、楽天モバイル ジョーシンギア各務原イオンモール店、四日市泊イオンタウン店、東員イオンモール店、桑名イオンモール店、明和イオンモール店、楽天モバイル イオンモール草津店、登美ヶ丘イオンモール店、アリオ倉敷店。
このほか、すでに臨時休業しているのがアリオ川口店、浦和美園イオンモール店、羽生イオンモール店、船橋イオンモール店、ディスクピア日本橋店、スーパーキッズランドキャラクター館、スーパーキッズランド本店、大日イオンモール店、四條畷イオンモール店、藤井寺イオン店、泉南イオンモール店、神戸南イオンモール店、つかしん店、西宮ガーデンズ店、伊丹昆陽イオンモール店、楽天モバイル イオンモール伊丹昆陽店、楽天モバイル イオンモール姫路大津店の17店舗。合計29店舗、全店舗の約1割で臨時休業している。
ノジマは4月20日に情報を更新。新たに4月18日から当面の間、イオンタウン守谷店、ららぽーと磐田店、新静岡セノバ店、MARK IS 静岡店、ららぽーと沼津店、イオン富士宮店、イオンモール甲府店、イオンモール松本店、イオン新潟南店の9店舗が休業となった。ノジマの休業店は合計で63店舗に上り、キャリアショップを除く全181店舗の35%に上る。
ほかの店舗では、10~19時までの営業時間の短縮で対応する。
緊急事態宣言が全国に広がったことで、広域展開している家電量販店の経営にも影響を及ぼし始めている。感染者の増加状況によっては予断を許さないが、宣言の期限を迎える5月6日以降の動向が気になる。(BCN・細田 立圭志)