• ホーム
  • トレンド
  • 在宅勤務で「あれば便利」グッズ、「ポメラ」を長年愛用している理由

在宅勤務で「あれば便利」グッズ、「ポメラ」を長年愛用している理由

【家電コンサルのお得な話・6】 新型コロナウイルスの感染拡大防止で企業がリモートワークを推奨している。独立してから在宅勤務の経験が長い筆者は、いろんな商品を使ってきたが、今回はその中でも「あれば便利」な商品としてフル活用しているキングジムのポメラを紹介したいと思う。



 ご存知の方も多いと思うが、ポメラはテキスト入力専用の機器であり、テキストファイルとしてPCとの互換性もある。筆者とポメラの出会いは、今から10数年前に初代モデルのDM10が発売されたときにさかのぼる。

 もちろん、その後の全ての機種を購入したわけではないが、現在はコラムの連載を抱えている妻がDM30、筆者がDM100とDM200(その後、DM200は娘に取られました)を使っている。いわば家族全員がポメラファンだ。

 図はポメラを使った際の筆者の感想である。まず(1)「場所を選ばない」のが何よりも便利に感じる。コンサルタントを生業にしている筆者の場合、出張が多く、新幹線の車内でコラム等の原稿を執筆することも多い。ノートPCよりもかなりコンパクトなサイズのポメラは、電池駆動で電源コードが不要な上、DM100やDM200なら膝の上に乗せて座席にもたれながら、リラックスした姿勢で使うこともできる。

 また、研修企画や原稿執筆の案に詰まった際、気分転換に公園で執筆することも度々あるのだが、そんなときも気軽に持ち出せるポメラは、ストレス発散ができ、とても重宝している。

 次に(2)「保存処理が不要で、画面を開けば先ほどの画面が表示される」のがいい。PCのように保存する作業を忘れて、後で作業の続きをしようとしたときに慌てふためく、ということもないのは優れた点だ。特に筆者は勢いに任せてクリックを連打してしまうことが多く、時間を費やして書いた原稿を全てパーにすることがよくあるため、ポメラの保存処理が不要な点が特に気に入っている。

 また(3)「打ち合わせ」のシーンでは、ポメラを使う前は大学ノートに筆記していたのだが、「はやく書きすぎて後から字が読みにくい」「どこに書いたか見つけにくい」という不都合があった。そのため、打ち合わせが終了した後に、すぐにPCで打ち直していた。この打ち直しの作業が結構、手間と時間がかかって邪魔くさかったが、ポメラにしてからは筆記して打ち直すよりも早く、ファイルで管理できるため、手間が省けて時間の節約にもつながっている。

 これらはあくまで筆者の生活シーンで感じたポメラのメリットだが、在宅勤務での書類作成やちょっとした打ち合わせ、会議が多いビジネスパーソンや、趣味でブログなどのコラムや小説などの文章を書いている方には、おすすめできる商品である。気になった方は、ぜひ一度、家電量販店の店頭で商品を触ってみたり販売員に聞いてみてほしい。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)


■Profile
堀田泰希
1962年生まれ。大手家電量販企業に幹部職として勤務。2007年11月、堀田経営コンサルティング事務所を個人創業。大手家電メーカー、専門メーカー、家電量販企業で実施している社内研修はその実戦的内容から評価が高い。