最近、テレワークの推進が加速する中で販売が伸びているのが、PC周辺機器だ。普段と環境が変わると集中できないという人が多く、仕事しやすい環境を構築するためにマウスなどの身近なデバイスを見直す動きが起きているようだ。何となく選ばれることも多いマウスだが、実は最近のマウスは手頃なモデルでも考え抜かれて設計されている。「とりあえず」でも失敗しないために、世界でもっとも売れているマウスブランド、ロジクールの売れ筋になっている中価格帯(1000~3000円台)をタイプ別に分類した。
・OS(Windows/Mac/Chrome)は何か
・どんな目的で使うのか
・購入する上で何を重視するのか
第一の基準は単純だ。ロジクールのマウスは付属する専用レシーバーで簡単にペアリングすることができるが、一部のMacなどはインターフェースにUSB Type-Aポートが備わっていない。安価なモデルだとBluetooth接続に対応しておらず、専用レシーバーによる接続が必須となるので注意したい。
第二の基準は自宅で使うか、職場で使うかはもちろん、用途も重要になってくる。ネットでブラウジングするだけなのか、それともExcelやPowerPointを使った事務作業もするのか。もし、後者ならばより機能が充実したモデルを選びたいところ。
第三の基準は購入する上で何を重視するのか。例えば、持ち歩いて使いたいなら携帯性の高いモデル、人に見られることを気にするのならビジュアルがおしゃれなモデルがおすすめだ。
まず、左下のセグメント「価格が比較的安くて、見た目重視」に該当するのは「ロジクール 静音マウス M220(1430円)」「Wireless Mouse M235(1650円)」「Wireless Mouse M280(1870円)」。いずれも1000円台の購入しやすいモデルで、小型で取り回ししやすいのが特徴だ。安いからと侮るなかれ。ラバーグリップで手にピタッとフィットする設計なので、ネットで検索したり動画をみたりという簡単な作業であれば十分快適だ。カラバリが豊富なのも魅力。形状やカラバリのラインアップが異なるので、選択肢の幅が広い。
親指を置くポジションに二つのサムボタンを搭載しており、カスタマイズすることでさまざまな操作を高速化することが可能。例えば、コピー&ペーストなどもワンアクションで実行できるようになる。ホイールは縦だけでなく横にも可動し、スプレッドシートの上下左右のスクロールに対応するのでExcelをメインで使うユーザーにもおすすめだ。
もう一つの売りである静音設計は、クリックとスクロールの両方に当てはまる。ノイズを大幅に軽減するので、カフェや図書館などでも気兼ねなく作業することができる。コンパクトで形状が平たいので、持ち歩いてどこでも使いたいというユーザーに薦めたい。
高機能ながらコンパクトで携帯にも向く。「M350」と同じく高い静音設計を誇り、外出先でも周囲を気にせずに作業に打ち込める。作業効率重視で単純作業から少し高度な作業までこなしたい人に推したいモデルだ。
今回分類した四つのセグメントを参考にマウスを選べば、求める要件を外さずに期待に沿う正解を見つけることができるはずだ。さらに後悔しない確率を上げたいなら、店頭で実際に触ってみてほしい。人の手はサイズも形もそれぞれ。手を置いたときにしっくりくる感触も重要な要素だ。(BCN・大蔵 大輔)
まずはチェックしたい三つの基準
正解を選ぶ上でチェックしてほしい基準がいくつかある。それが下記の三つだ。・OS(Windows/Mac/Chrome)は何か
・どんな目的で使うのか
・購入する上で何を重視するのか
第一の基準は単純だ。ロジクールのマウスは付属する専用レシーバーで簡単にペアリングすることができるが、一部のMacなどはインターフェースにUSB Type-Aポートが備わっていない。安価なモデルだとBluetooth接続に対応しておらず、専用レシーバーによる接続が必須となるので注意したい。
第二の基準は自宅で使うか、職場で使うかはもちろん、用途も重要になってくる。ネットでブラウジングするだけなのか、それともExcelやPowerPointを使った事務作業もするのか。もし、後者ならばより機能が充実したモデルを選びたいところ。
第三の基準は購入する上で何を重視するのか。例えば、持ち歩いて使いたいなら携帯性の高いモデル、人に見られることを気にするのならビジュアルがおしゃれなモデルがおすすめだ。
低価格帯でも自分に合う選択を 豊富なカラバリに注目
さて、これらの基準に照らし合わせてロジクールの売れ筋モデルをチャートに分類してみた。チャートは、縦軸が「性能重視」「見た目重視」、横軸が「価格帯」となっている。価格は、ロジクールオンラインストアの税込み価格を参考にした。まず、左下のセグメント「価格が比較的安くて、見た目重視」に該当するのは「ロジクール 静音マウス M220(1430円)」「Wireless Mouse M235(1650円)」「Wireless Mouse M280(1870円)」。いずれも1000円台の購入しやすいモデルで、小型で取り回ししやすいのが特徴だ。安いからと侮るなかれ。ラバーグリップで手にピタッとフィットする設計なので、ネットで検索したり動画をみたりという簡単な作業であれば十分快適だ。カラバリが豊富なのも魅力。形状やカラバリのラインアップが異なるので、選択肢の幅が広い。
2サムボタン&2軸ホイール搭載 Excelメインのユーザーも納得
次に、左上のセグメント「価格が比較的安くて、性能重視」に該当するのは「Wireless Mouse M546」だ。価格は2750円と先の2モデルよりやや値は張るが、コンパクトなボディに高い機能性を秘めている。親指を置くポジションに二つのサムボタンを搭載しており、カスタマイズすることでさまざまな操作を高速化することが可能。例えば、コピー&ペーストなどもワンアクションで実行できるようになる。ホイールは縦だけでなく横にも可動し、スプレッドシートの上下左右のスクロールに対応するのでExcelをメインで使うユーザーにもおすすめだ。
唯一無二のおしゃれモデル 静音設計で携帯性は◎
続いて、右下のセグメント「価格は少しお高めで、見た目重視」に該当するのは「Logicool Pebble M350(3410円)」。昨年6月に発売したモデルで、おしゃれな見た目と静音設計が特徴。シンメトリーの楕円形のモダンなデザインで、個性的ながらデスクにも馴染む。カラーはオフホワイト、グラファイト、ローズの3色。特に、ローズは市場全体でも数少ないピンク系統の選択肢なので、ひとめぼれするユーザーも多そうだ。もう一つの売りである静音設計は、クリックとスクロールの両方に当てはまる。ノイズを大幅に軽減するので、カフェや図書館などでも気兼ねなく作業することができる。コンパクトで形状が平たいので、持ち歩いてどこでも使いたいというユーザーに薦めたい。
場所を選ばずバリバリ使いたい 高機能の作業効率重視モデル
最後に、右上のセグメント「価格は少しお高めで、性能重視」に該当するのは「M590 MULTI-DEVICE SILENT(3690円)」。作業を快適にする機能が充実しており、二つのサムボタンに加えて、独自機能「Logicool FLOW」を備えている。Logicool FLOWは2台をシームレスに連動できる機能で、片方のデータをマウスの操作だけでもう片方にコピペするなどの画期的なアクションが可能だ。高機能ながらコンパクトで携帯にも向く。「M350」と同じく高い静音設計を誇り、外出先でも周囲を気にせずに作業に打ち込める。作業効率重視で単純作業から少し高度な作業までこなしたい人に推したいモデルだ。
今回分類した四つのセグメントを参考にマウスを選べば、求める要件を外さずに期待に沿う正解を見つけることができるはずだ。さらに後悔しない確率を上げたいなら、店頭で実際に触ってみてほしい。人の手はサイズも形もそれぞれ。手を置いたときにしっくりくる感触も重要な要素だ。(BCN・大蔵 大輔)