エンタープライズAIを提供する米DataRobot（Jeremy Achin CEO）は3月18日、販売パートナーである日鉄ソリューションズ（NSSOL、森田宏之社長）とNTTデータ（本間洋社長）と戦略的資本業務提携に合意し、日本でAIビジネスをより推進していくと発表した。


　この提携は、NSSOLとNTTデータとのこれまでのパートナーシップをより強固にするもので、AIによるビジネス変革プログラムの展開を強化し、国内企業のAIサクセスを強力に推進するのが狙い。

　DataRobotは、17年から日本でのビジネスを本格化し、日本企業のAIサクセスを支援してきた。この結果、グローバル2000の日本のトップ10社のうち9社に採用されるなど、大企業を中心にAIドリブンな組織への変革を推進している。そのなかで、今後、これらのノウハウをより多くの企業に提供し、日本企業のさらなるAI化を実現していくためには、DataRobotの強みを理解し、日本企業への豊富なコンサルティング実績をもつパートナーとのさらなる連携強化が必須と考えていた。

　今回の提携により、DataRobotのもつグローバルレベルでのAI導入、実ビジネスへの運用定着化、企業のAIドリブン化の実現など顧客のAI活用を成功に導いてきたAIサクセスのノウハウと、パートナーがもつ多種多様な業界、業種でAI・データ活用を支援してきた独自プログラムやノウハウを融合。日本での企業のAI活用を成功に導くオリジナルプログラムの提供が可能となる。