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ラジオの聴取率調査が毎分時代に突入、年6週だけの紙の調査から劇的に進化

経営戦略

2020/03/19 13:57

 ビデオリサーチは3月18日、ラジオ聴取率データを365日・毎分ベースで提供する「ラジオ365データ」を開始すると発表した。首都圏エリアが対象で、4月1日から。同社が実施するWeb上の個人聴取率調査に、パソコンやスマホなどでラジオを聴取できるサービスradikoの聴取データを連携させ、日々のラジオ聴取実態を推計するもの。

「ラジオ365データ」のロゴマーク

 これまで同社のラジオの聴取率調査は、紙の質問紙を使った訪問留置調査。対象期間も年間わずか6週間に限られていた。新サービスの開始で、従来大雑把にしかわからなかったラジオの聴取実態がより明らかになる。調査対象年齢は男性12~69歳でデータの提供頻度は放送翌営業日の13時。番組、時間帯の聴取状況を%と聴取推定人数で提供する。