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4Kテレビが2ケタ増の好調、売れてるモデルはより“大画面”に

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2019年2月の4K対応液晶テレビ(4Kテレビ、なお有機ELテレビは含まない)の販売台数前年比は127.3%。うるう年や新たな祝日で消費が喚起されたこともあるが、2ケタ増の成長を記録した。


 前年比が150%を超えたのは、シャープと東芝。上位陣ではパナソニックが81.0%と不調に陥っている。メーカー別の販売台数シェアを週次で分析すると、年末商戦からシャープが頭一つ抜け出し、30%前後で安定して推移していることが分かる。

 2位のソニーは年末からややシェアを落としているが、20%前後でシャープを追う。3位争いは熾烈でパナソニック、東芝のほか、週によってはハイセンスも絡む展開になっている。
 
 
シリーズ別では「AQUOS 4T-C50AJ1」がトップシェア。
大画面化のトレンドが顕著に

 シリーズ別の販売台数ランキングはシャープが「AQUOS 4T-C50AJ1」「AQUOS 4T-C40AJ1」でワンツーフィニッシュ。40V型モデルを50型Vモデルが上回っていることに注目したい。続く3位と4位もソニー「KJ-55X9500G」「KJ-49X9500G」の順になっており、大画面化のトレンドが顕著だ。(BCN・大蔵大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。