臨時休校で何が心配? キッズラインが緊急調査

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2020/03/04 20:00

 全国で24時間スマートフォン(スマホ)で呼べるベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」を運営するキッズラインは、キッズライン会員で小学生の子どもを持つ親906人に「全国臨時休校」に関する緊急調査を実施した。


 「突然の休校をどう考えているか」と質問したところ、約4分の3となる75.2%が「困る」と回答する結果となった。さらに、「とても困る」「困る」という回答者に、「今回の休校措置で実際に困っていることは何か」と質問したところ、最も多い回答が「YouTubeやゲームなど、子供の時間の使い方が偏りそうで心配」(57.3%)。

 次いで、「家事や育児の負担が増える」(51.9%)と、「友達とも会えなくなるので、ストレスが心配」(51.9%)という結果になった。

 突然の臨時休校で子どもの預け先に困っている親から、マンツーマンで預かり可能なシッターへのニーズは高まっており、現在、キッズラインでは小学校の子どもをもつ親からの予約依頼が通常時より倍増するなどの動きがみられるという。

 今回の調査で、「休校期間にベビーシッターや家事サポーターを利用をする時、どんなことをしてくれたら助かると思うか」と質問したところ、最も多い回答は「勉強や宿題を見てもらいたい」(62.8%)という結果となった。

 全国に4000人以上のシッターが登録するキッズラインでは、シッターの特徴も多種多様に存在し、宿題を見られる家庭教師シッターや、工作が得意なシッター、英語やプログラミング指導ができるシッターも登録している。さらに、休校中の昼ごはんづくりのサポートが可能な家事代行サポーターも登録しており、親の心配事項である学校の役割の代替を担うことが可能となっている。

 なお、キッズラインでは、政府の休校要請を受け、2月27日から3月末まで、子どもの預け先に不安のある家庭を応援するため、キッズラインを初回利用の人は3000円分、すでに利用している人は300円分の利用割引を実施する休校支援策を実施している。さらに、追加支援策として家事代行の利用にも適用を拡大することを発表している。