ふだんはなかなかやるヒマがない、始めるとかなり時間のかかる、オンライン上で完結する手続き・オンラインで申し込んでリアルで受け取る手続きを「デジタル面倒ごと」と定義し、おすすめ順に4つをピックアップした。新型肺炎(新型コロナウイルス感染症)のため、参加予定だった直近開催のイベントが中止・延期となり、予定が空いたしまった人は順にトライしよう。
経済産業省を中心に、「2025年キャッシュレス決済比率40%」の目標達成に向け、官民挙げて、クレジットカード/デビットカード、電子マネーなどのキャッシュレス決済の利用促進を図っており、すでにPayPayなど主要スマホ決済サービスは、マイナポイント事業への参加を発表している。
カード発行申請は手元にマイナンバー通知カードとスマホがあれば簡単に可能だが、申請から発行までに時間がかかり、平日に自治体の窓口にカードを受け取りに行く必要があるので、7月1日のマイナポイント申込開始に間に合うよう、今のうちに作成しておこう。21年3月からは、マイナンバーカードを健康保険証として使えるサービスもスタート予定。今後、マイナンバーカードの利用シーンは広がる見込みだ。
<デジタル断捨離>
・ブラウザーのブックマークの整理
・ブラウザーに記憶させたID・パスワードのメモ、他のブラウザーからのログイン
・最近ほとんど使っていないサービス・アプリの登録情報削除(退会申請)
・最近読んでいないメールマガジンの休止処理
・Gmailなどクラウドサービスの空き容量の確認と不要なファイル・メールの削除
・有効期限の切れたクレジットカード情報の変更・更新
・登録した個人情報(住所・電話番号・家族構成など)の確認・変更
・各種ポイントサービスの有効期限の確認・ポイント交換
一度オープンすると、5年、10年と長期間リニューアルがなく、ID・パスワードを継続して使えるサイトがある一方で、インターネットバンキングは、頻繁にリニューアルを行う。乱数表からスマホアプリ・ハードウェアトークンなどへ、ここ数年の間で、認証方法も目まぐるしく変わってきた。いざ使いたい時に慌てないよう、残高確認を兼ね、定期的なログインをおすすめする。せめてウェブサイトや公式アプリの通知だけでも目を通しておこう。
なお、一部改正された「犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯収法)」の4月1日の施行を受け、本人確認方法が厳格化されるため、各社は、今年2月~3月にかけて新規口座開設時・新規取引開始に必要な書類の追加や、本人確認書類の送付方法の変更などを案内している。セキュリティ面では新ルールのほうが好ましいが、より少ない手間で新規に口座を開設するなら、移行前の今がチャンスだ。
1. マイナンバーカードの作成
マイナンバーカードの利活用促進の一環として、2020年9月から21年3月末の7カ月間、マイナンバーカードを取得して対応スマートフォン(スマホ)でマイキーIDを設定し、指定のキャッシュレス決済サービスで決済・チャージすると、最大5000円相当を還元するマイナポイント事業が実施される。経済産業省を中心に、「2025年キャッシュレス決済比率40%」の目標達成に向け、官民挙げて、クレジットカード/デビットカード、電子マネーなどのキャッシュレス決済の利用促進を図っており、すでにPayPayなど主要スマホ決済サービスは、マイナポイント事業への参加を発表している。
カード発行申請は手元にマイナンバー通知カードとスマホがあれば簡単に可能だが、申請から発行までに時間がかかり、平日に自治体の窓口にカードを受け取りに行く必要があるので、7月1日のマイナポイント申込開始に間に合うよう、今のうちに作成しておこう。21年3月からは、マイナンバーカードを健康保険証として使えるサービスもスタート予定。今後、マイナンバーカードの利用シーンは広がる見込みだ。
2. デジタル断捨離・デジタルアーカイブ整理
不要な物を捨てる、離れる行為は「断捨離」、オンラインサービスを休会・退会する、アカウントを削除・統合する、不要なデータを消去するといった行為は「デジタル断捨離」と呼ばれている。放置しておくとたまる一方で、ますます大変になるので、どちらも定期的に行ったほうがいい。特に「デジタル断捨離」は、無駄な支出の削減に直結するので効果的だ。<デジタル断捨離>
・ブラウザーのブックマークの整理
・ブラウザーに記憶させたID・パスワードのメモ、他のブラウザーからのログイン
・最近ほとんど使っていないサービス・アプリの登録情報削除(退会申請)
・最近読んでいないメールマガジンの休止処理
・Gmailなどクラウドサービスの空き容量の確認と不要なファイル・メールの削除
・有効期限の切れたクレジットカード情報の変更・更新
・登録した個人情報(住所・電話番号・家族構成など)の確認・変更
・各種ポイントサービスの有効期限の確認・ポイント交換
3. 指紋認証・顔認証の設定
スマホなど対応機器のロック解除などに便利な指紋認証・顔認証は、手順に沿って指紋認証ボタンを触れたり、カメラに向かって顔を上げ下げしたりする必要があるので、2回目以降になると、設定が面倒に感じるはずだ。初期設定時に面倒でスキップしたままにしている場合は、時間のある時に登録しよう。4. オンラインバンキングのログイン確認
3大メガバンクの一つ、三菱UFJ銀行は2月9日からインターネットバンキングサービス「三菱UFJダイレクト」のログイン画面をリニューアル。りそな銀行・埼玉りそな銀行も3月16日に、2つに分かれてたログインボタンを一つに統合してリニューアルする。一度オープンすると、5年、10年と長期間リニューアルがなく、ID・パスワードを継続して使えるサイトがある一方で、インターネットバンキングは、頻繁にリニューアルを行う。乱数表からスマホアプリ・ハードウェアトークンなどへ、ここ数年の間で、認証方法も目まぐるしく変わってきた。いざ使いたい時に慌てないよう、残高確認を兼ね、定期的なログインをおすすめする。せめてウェブサイトや公式アプリの通知だけでも目を通しておこう。
なお、一部改正された「犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯収法)」の4月1日の施行を受け、本人確認方法が厳格化されるため、各社は、今年2月~3月にかけて新規口座開設時・新規取引開始に必要な書類の追加や、本人確認書類の送付方法の変更などを案内している。セキュリティ面では新ルールのほうが好ましいが、より少ない手間で新規に口座を開設するなら、移行前の今がチャンスだ。