三菱UFJ銀行は、1月24日から、Eco通帳に切り替えると、先着10万人にもれなく現金1000円をプレゼントする「Eco通帳(インターネット通帳)に切り替えて総額1億円プレゼントキャンペーン」を開始した。2月4日現在、まだ予算は尽きていない。
また、ゆうちょ銀行は、抽選で3000人に現金1000円をプレゼントする「ゆうちょダイレクト+(プラス)切り替えキャンペーン」を開始した。こうした通帳レスへの移行で「現金もれなくプレゼント」「抽選で現金をプレゼント」といったキャンペーンは、以前から全国の金融機関で行われているが、三菱UFJ銀行の今回のキャンペーンは、プレゼント総額がケタ違いに多い。銀行側の「通帳レス」に向けた本気度がうかがえる。
今回のEco通帳に切り替えて総額1億円プレゼントキャンペーンは、専用キャンペーンサイトから参加登録が必要。キャンペーン期間は3月15日まで。ほかにも細かい注意点があり、条件を満たさないと対象外となる場合がある。従来の紙の通帳とEco通帳は併用できず、キャンペーン申込後、1年間はEco通帳の解約はできない。
三菱UFJ銀行のオンラインバンキングサービス「三菱UFJダイレクト」では、通常は最長2カ月(前月・当月)しか取引明細を確認できないが、Eco通帳なら通常で25カ月、申請すると最長10年分まで確認できる。また、Eco通帳利用者は、同行の優遇プログラムで「ホワイトステージ」以上の判定となり、銀行ATMの手数料が何回でも無料になる。この特典にメリットを感じるなら、もれなく1000円がもらえる今が切り替えのチャンスだ。
なお、記者は、今はまだ切り替えないつもりである。理由は、もう少し待つと、プレゼント金額が上がるかもしれないと期待しているからだ。子どもの保育園の保育料引き落とし口座に設定しているため、どうしても今年度末までは通帳記入を行いたいという個人的な事情もある。
ゆうちょ銀行のキャンペーンは2月29日まで。こちらは「もれなく」ではなく、該当者ならエントリー不要で当たる「自動抽選」となる。なお、郵送で無通帳型総合口座「ゆうちょダイレクト+」の口座を新規開設する場合は対象外。
1人あたりのプレゼント金額は同じく1000円なので、キャンペーン総額は300万円。金額を比べると、三菱UFJ銀行のキャンペーンはやはり破格といえるだろう。
ゆうちょ銀行は、「SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みとして、紙の通帳を発行しない『ゆうちょダイレクト+』のご利用をおすすめしています」としている。家計簿ソフトやオンライン家計簿サービスを使っている場合、紙の通帳が必要となる機会は、他の金融機関による住宅ローンの返済状況の確認、給与振り込みの確認など、さほど多くはない。その金融機関から借入がないなら、時期をみて、通帳なしの生活スタイルに切り替える心づもりでいたほうがいいだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)
また、ゆうちょ銀行は、抽選で3000人に現金1000円をプレゼントする「ゆうちょダイレクト+(プラス)切り替えキャンペーン」を開始した。こうした通帳レスへの移行で「現金もれなくプレゼント」「抽選で現金をプレゼント」といったキャンペーンは、以前から全国の金融機関で行われているが、三菱UFJ銀行の今回のキャンペーンは、プレゼント総額がケタ違いに多い。銀行側の「通帳レス」に向けた本気度がうかがえる。
今回のEco通帳に切り替えて総額1億円プレゼントキャンペーンは、専用キャンペーンサイトから参加登録が必要。キャンペーン期間は3月15日まで。ほかにも細かい注意点があり、条件を満たさないと対象外となる場合がある。従来の紙の通帳とEco通帳は併用できず、キャンペーン申込後、1年間はEco通帳の解約はできない。
三菱UFJ銀行のオンラインバンキングサービス「三菱UFJダイレクト」では、通常は最長2カ月(前月・当月)しか取引明細を確認できないが、Eco通帳なら通常で25カ月、申請すると最長10年分まで確認できる。また、Eco通帳利用者は、同行の優遇プログラムで「ホワイトステージ」以上の判定となり、銀行ATMの手数料が何回でも無料になる。この特典にメリットを感じるなら、もれなく1000円がもらえる今が切り替えのチャンスだ。
なお、記者は、今はまだ切り替えないつもりである。理由は、もう少し待つと、プレゼント金額が上がるかもしれないと期待しているからだ。子どもの保育園の保育料引き落とし口座に設定しているため、どうしても今年度末までは通帳記入を行いたいという個人的な事情もある。
ゆうちょ銀行のキャンペーンは2月29日まで。こちらは「もれなく」ではなく、該当者ならエントリー不要で当たる「自動抽選」となる。なお、郵送で無通帳型総合口座「ゆうちょダイレクト+」の口座を新規開設する場合は対象外。
1人あたりのプレゼント金額は同じく1000円なので、キャンペーン総額は300万円。金額を比べると、三菱UFJ銀行のキャンペーンはやはり破格といえるだろう。
ゆうちょ銀行は、「SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みとして、紙の通帳を発行しない『ゆうちょダイレクト+』のご利用をおすすめしています」としている。家計簿ソフトやオンライン家計簿サービスを使っている場合、紙の通帳が必要となる機会は、他の金融機関による住宅ローンの返済状況の確認、給与振り込みの確認など、さほど多くはない。その金融機関から借入がないなら、時期をみて、通帳なしの生活スタイルに切り替える心づもりでいたほうがいいだろう。(BCN・嵯峨野 芙美)