【記者のひとこと】厳戒態勢の上海
春節休暇を終え、2月1日に上海市に戻ってきました。上海行きの飛行機は空席が目立ち、出発前から新型コロナウイルスによる影響が出ていることを感じました。
上海に到着すると、空港は人影まばら。職員らは全員、マスクを着用し、入国前の体温チェックが義務化されていました。街では、開いている店舗があるものの、人が少なく、いつもは賑やかな上海が厳戒態勢になっています。
上海では、政府からの通知により、企業の就業開始は2月10日0時以降に定められました。急な決定に、上海に進出する日系企業は対応に追われています。
新型コロナウイルスの感染拡大は、中国だけの問題ではありません。すでに日本でも感染者が出ており、日本国内の企業も対応を取り始めています。(上海支局 齋藤秀平)
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