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楽天生命パーク宮城、QRコード入場を全面導入 スマート化進む

時事ネタ

2020/01/22 19:30

 楽天野球団は2020シーズン、楽天生命パーク宮城で新たな取り組みを実施する。QRコードをかざして入場するエントランスや、プロ野球スタジアム初の宿泊施設「Rakuten STAY × EAGLES」など、施設のパワーアップを図る。

2020シーズンから楽天生命パーク宮城がパワーアップする

 新たなエントランスは、スタジアム外周全5カ所に設置する。チケットやスマートフォン(スマホ)に表示したQRコードを電子認証機にかざすことで入場可能。チケットは、球団公式スマホアプリ「At EAGLES」や「イーグルスチケット」のチケットマイページで表示したQRチケット、QRが印字されている紙チケットが有効だ。
 
 
QRコードをかざして入場するエントランス

 レフト側後方のスマイルグリコパーク内にあるカフェ棟エリアは、宿泊施設「Rakuten STAY × EAGLES」に生まれ変わる。各部屋の装飾には、楽天イーグルスのロゴやグッズを使い、試合開催日に限らず楽しめる宿泊体験を提供する。予約受付の開始は3月17日で、4月17日にオープンする。
 
4月17日にオープンするプロ野球スタジアム初の宿泊施設

 60のボックスシートも新設もしくはリニューアルする。拡大するのは3塁側フィールドシート上段の指定エリア。最前列のエキサイティング・フィールドシートが、「ヴィクトリー・フィールドシート3塁側」に刷新。楽天イーグルスの勝利時には、フィールドに入って選手とハイタッチすることができる。雨の日には、屋根を出せる「フィールドボックス7」も新設。また、ボックスシートの増席、ドリンクカウンターの設置、跳ね上げ式シートにフルリニューアルされるなど、快適に観戦できる施策を打った。

 昨シーズンまで多種多様なイベント会場として野球観戦を盛り上げたイーグルスドームは、グッズショップ「EAGLES DOME FANS'SHOP」にリニューアルする。ショップには、試合開始3時間前から入場可能で、快適にイーグルスグッズや応援グッズを購入することができる。なお、スタジアム正面の「TEAM SHOP」は例年通り運営する。

 さらに、スタジアム正面2Fコンコースの喫煙所の一部が日本たばこ産業(JT)の加熱式タバコ「Ploom」専用喫煙所に生まれ変わる。

 楽天野球団は、より多くの来場者に楽しんでもらえるボールパークを目指し、ますます楽しく、ますますスマートにパワーアップするという。