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Windows 7サポート終了が話題、スマホ決済やポイント還元も注目

 【話題のニュースダイジェスト】 2020年1月10日から16日までの期間、「BCN+R」で注目を集めたのは、Windows 7延長サポート終了の記事だった。スマートフォン(スマホ)ライターが惚れた19年のベストバイスマホに関する記事も関心を集めた。スマホ決済やポイント還元事業、ポイントの確定申告に関する記事も話題となった。ニュースを振り返る。

ついにWindows 7延長サポートが終了

 1月14日、マイクロソフトが提供するOS「Windows 7」の延長サポートが終了する。サポートが終了したからといって、Windows 7が使えなくなるわけではない。しかし、システムの不具合やウイルスなどの攻撃に対する弱さが見つかっても対処されず、問い合わせサポートなども対応されなくなる。
 

 サポートが終了したWindows 7がインストールされているPCを使い続けるのは、リスクにさらされ続けることと同じといえる。被害に遭わないためには、なるべく早く、最新のOSに移行するのが大切になる。

スマホは2台持ちこそ最強

 スマホ、タブレット端末、Wi-Fiルータの中で、価格の割にメリットの多い「コスパ抜群」のアイテム3選のうち、スマホライターにとって2台持ちこそ最強という。「AQUOS sense2」を、「楽天モバイルお申し込みで最大6500ポイント」キャンペーンのポイント目当てに1台、「楽天モバイル2回線目以降1円キャンペーン」でもう1台購入した。
 

 AQUOS sense2を選んだ理由は、JCB主催の「JCBでスマホ決済!全員に20%キャッシュバックキャンペーン!」、みずほ銀行の「みずほWalletご利用感謝キャッシュバック」キャンペーンに参加し、計二つのデビットカードをGoogle Payに登録してQUICPay(クイックペイ)で決済して20%還元を得るため。いくら端末が1円でも通信料金の支払いが発生するため、元が取れないと分かったものの、どうしても試してみたくなった。

ドコモがスマホ決済で攻勢

 全国のセブン-イレブン全店舗で、NTTドコモのスマホ決済サービス「d払い」のコード決済で一度に税込700円以上支払うと、支払金額の20%還元する「セブン-イレブンでd払い+20%還元キャンペーン!!!」が実施されている。キャンペーン期間は1月10日10時から1月31日23時59分まで。
 
一度に税込700円以上の支払いのみ還元対象となる

 d払いアプリは、dアカウントを作成すればドコモユーザー以外でも利用が可能だが、設定が楽な「電話料金合算払い」はドコモ契約者のみとなる。今回のキャンペーンポイントの付与上限は期間中1000ポイントで、2020年3月末ごろに進呈予定。上限ギリギリまで還元を受ける目安は、税込700円ピッタリなら買い物7回までとなる。

2カ月で900億円のポイント還元

 20年6月まで実施する「キャッシュレス・ポイント還元事業」の予算が足りない可能性がある。経済産業省が1月10日に発表した事業の経過によると、19年12月2日までの時点で還元額は約900億円。19年度の予算額は2798億円なので、諸経費や還元以外の補助金などの支出も含めると、年度末まで予算は持ちそうにない。
 

 ポイント還元事業の担当部署に問い合わせてみると、還元額の削減や予算の追加といった具体的な策の話は出てこなかったが、「事業を円滑に進めるための検討は続けている」。計画以上に消費が喚起できている一方で、事業を継続するには何らかの策が必要だという認識だった。早い対応が求められそうだ。

ポイントは確定申告が必要?

 国税庁は、確定申告シーズンにあわせ、確定申告特集ページを公開する。それに先立って、「個人が企業発行ポイントを取得又は使用した場合の取扱い」を公開した。
 
令和元年分の確定申告特集

 要約すると、店舗独自のポイントや、決済代金に応じて付与されるポイントをためて、そのポイントで支払った場合、課税対象となる経済的利益に該当しないので、対応が不要。ただし、ポイント付与の抽選キャンペーンに当選するなどして臨時・偶発的に取得したポイントは「一時所得」の扱いとなり、規定の計算式に沿って納税額を算出しなければならないと説明している。