バレンタインのチョコを渡す相手は? その単価は?

データ

2020/01/08 12:00

 高島屋と共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティマーケティングは、マーケティングサービス「Pontaリサーチ」で「バレンタイン」に関する調査を実施した。調査期間が11月29日から12月2日までで、回答者数が3000人。

 

 バレンタインのチョコレートを準備すると回答した人に渡す相手を聞いたところ、「購入」「手作り」ともに「配偶者(パートナー)/恋人」が最も高かった。購入したチョコを「自分」で食べる女性が29.1%、男性が25.5%。

 男女ともに、購入したチョコを配偶者や恋人に送る割合は約6割で最も高い。自分用に準備する割合は、女性と男性ともに高い傾向がみられる。手作りのチョコレートも、渡す相手に大きな差が見られなかった。

 片思いの相手にチョコを渡す目的は、「思いを伝える」(43.6%)が高かった。配偶者や家族(子ども以外)、自身の職場関係者、友人に渡すのは「感謝の気持ちを伝える」が高く、子どもや自分に渡す理由が「チョコレートを楽しむ」ため。
 

 自分に「ご褒美を贈る」ことを目的にしているのは、女性の割合が高く、特に女性20代(28.0%)が最も高かった。職場関係者に渡すのは「感謝の気持ちを伝える」ことが目的だが、「コミュニケーションをより良くする」の割合も高い。自分用に準備する目的は、「チョコレートを楽しむ」が62.0%、「ご褒美を贈る」が34.2%と高い。特に、女性の若年層ほどご褒美チョコを準備する傾向がうかがえ、20代で28.0%だった。

 一番大事な人に贈る単価は、全体で「1000円以下」(27.2%)で最も高かった。性別でみると、男性で「1000円以下」(25.9%)、女性で「2000円以下」(30.5%)が最も高かった。
 

 チョコを贈る一番大事な人は、「配偶者(パートナー)/恋人」が最も多く、女性57.3%、男性61.4%だった。一番大事な人に対して、男性が「1000円以下」、女性が「2000円以下」のチョコをプレゼントしたいと思っている。