【記者のひとこと】「身内感覚」の醸成に苦労
データセンター(DC)事業者であるエクイニクス日本法人の社長を10年あまり務めた古田敬さんが年内で退任されます。旧ビットアイルを傘下に収め、DCの設置箇所を全国12カ所に増やすなど、積極的な事業展開を推進。国内での存在感を高めてきました。
これまでを振り返り、最も苦労した点は、日本のユーザーやビジネスパートナーに「仲間意識を持ってもらうこと」。近年、DC単体でのスペックや技術的な差異化が一段と難しくなる中、「一緒にビジネスをする仲間だという“身内感覚”の醸成に力を入れた」と話しています。
今後は、「日本企業のグローバル展開を支援するような仕事をしたい」と、抱負を語っています。(安藤章司)
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