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東京都主催のeスポーツイベント、「ポケモン GO」や「太鼓の達人」が競技に

時事ネタ

2019/12/17 21:30

 東京都や日本eスポーツ連合(JeSU)、コンピュータエンターテインメント協会、日本オンラインゲーム協会、東京ビッグサイトが2020年1月11日、12日に東京ビッグサイトで開催する「東京eスポーツフェスタ」の詳細が発表された。競技種目には「ポケモンGO」や「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」などがラインアップ。各種目の1位参加者には、東京都知事杯(仮称)を贈呈する予定だ。


 企画はCyberZ、エイベックス・エンタテインメント、テレビ朝日が共催する国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」が担う。競技は、先述の2種目に加え、「パズドラ」、「モンスターストライク」で行う。このほか、誰でも参加できるeスポーツ体験・学びコーナーも用意。「eスポーツ」についてのトークセッションや体験を提供する。

 「ポケモン GO」の大会では、スマートフォン向けゲームアプリケ―ションならではのeスポーツ大会「東京eスポーツフェスタ ポケモンGO ゲット&バトルトーナメント」を開催。Nianticとポケモン協力の下、実際に歩き回ってポケモンを捕まえるというポケモン GOならではの要素も加えたルールで実施する。

 大会参加者は、まず「ゲット大会」に参加し、会場となるお台場を歩いて、「ポケモンを捕まえる」ことをテーマにした大会限定フィールドリサーチ(タスク)に挑戦する。タスクのクリアタイムが最も早い上位16人に「バトル大会」のトーナメントへの出場権を付与する。

 バトル大会では、ポケモン GOのトレーナーバトル(ポケモンを3匹ずつ出してバトルする1対1の対戦機能)を使用して優勝を争う。なお、バトル大会に使用できるポケモンは当日お台場で捕まえたポケモンのみのため、ポケモン GOトレーナーであれば誰でも気軽に参加が可能。バトルの腕前や知力だけではなく、お台場でポケモンを探す体力やトレーナーとしての勘も必要なeスポーツを楽しむことができる。

 東京eスポーツフェスタは、東京eスポーツフェスタ実行委員会がeスポーツの普及と関連産業の振興を目的として今年度初めて開催するイベント。地方振興での活躍も期待されているeスポーツが、東京都にどのような効果をもたらすのか、注目のイベントだ。