PlayStation 4用ソフト「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(MHWI)が、12月5日に第2弾となる大型アップデートを迎えた。新モンスターの登場に心躍らせ、復帰するハンターもいると思われる。そんなハンターたちにおススメしたいのが、ロード時間を短縮する外付けSSDだ。
長くなると1分以上のロード時間が発生するモンハンだが、外付けSSDを使えば半分以下にまで短くなると評判を呼び、これまでにないほど好調な売れ行きを記録している。ただ、やみくもに安い製品を購入してもPS4に対応しない場合があるので、注意する必要がある。
2019年1月~11月で最も人気だった外付けSSDは、バッファローの「SSD-PGU3-B/NL 1TB」だ。次いで、同社の「SSD-PL480U3-BK」、3位も同社の「SSD-PG480U3-BA」が続く。中でも手に取りやすいのは「SSD-PG480U3-BA」。PS4の性能を最大限引き出すスペックと、容量を480GBに抑えたことによる手頃な価格を実現している。
しかし、バッファローの外付けSSD「SSD-PG480U3-BA」を使えば、往復してもロード時間は1分以内。実に、半分以下にまで短縮することができる。10回往復すれば、合計10分以上も短縮したことになり、ほぼ“ひと狩り”分の時間が浮く。出発前に勢いをそがれることもなく、素早く、快適にプレーすることが可能だ。
増設の方法は、外付けSSDをPS4に接続して、「設定」メニューから「USBストレージ機器」を選択。「拡張ストレージとしてフォーマットする」を実行すれば、「設定」の「ストレージ」に表示されるようになる。あとは、ロード時間を速くしたいゲームを「本体ストレージ」から選んで、コントローラーの「OPTIONS」を押し、「拡張ストレージへ移動する」を選択し、外付けSSDに移動させれば完了。バッファローの製品などには分かりやすい接続マニュアルも付属いているので安心だ。
外付けSSDを選ぶ際は、いくつか注意して確認する必要がある。まずは容量。PS4は256GB以上のSSDしか認識しないので、安いからといって120GBのモデルを購入しないように気を付けたい。今後、他のゲームもSSD化することを考慮しつつ、コストを安く抑えたいなら480GBがベター。外付けSSDのなかでもボリュームゾーンで、平均単価も下がってきており、狙い目のラインだ。
外付けSSDの中には「Gen2対応で高速!」などとうたう製品もあるが、PS4のUSBポートを介した場合の読み書き速度は5Gbps(理論値)。高速すぎる製品を購入しても、コストがかかってしまうだけだ。逆に、書き込みが遅い製品などもあるのでよく確認しておきたい。おすすめは、読み書き速度がともに300~400 MB/s台の製品だろう。
今後、MHWIのアップデートや他のゲームを快適に遊ぶなら、買っておいて損はないだろう。12月6日からのアマゾンサイバーマンデーや年末のセールなど、今は買い時でもある。ゲームをプレーする人へのクリスマスプレゼントとしても、有効かもしれない。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからPOSデータを通じてスマートフォンやデジタルカメラ、4Kテレビなどの販売台数・金額データを毎日収集・集計しているデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
長くなると1分以上のロード時間が発生するモンハンだが、外付けSSDを使えば半分以下にまで短くなると評判を呼び、これまでにないほど好調な売れ行きを記録している。ただ、やみくもに安い製品を購入してもPS4に対応しない場合があるので、注意する必要がある。
MHWI特需に沸く外付けSSD、人気の製品は?
全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」で、発売の前後で外付けSSDの販売数量を比較すると、MHWIの発売を機に、SSDを購入したユーザーが多いことが分かる。モンハン発売1カ月前である8月5日週の販売台数を1とした指数推移をみると、8月末週まで1.1を上回ることがなかったが、モンハンが発売した9月2日週に1.78倍と成長した。11月時点でも、8月より高い水準で推移している。2019年1月~11月で最も人気だった外付けSSDは、バッファローの「SSD-PGU3-B/NL 1TB」だ。次いで、同社の「SSD-PL480U3-BK」、3位も同社の「SSD-PG480U3-BA」が続く。中でも手に取りやすいのは「SSD-PG480U3-BA」。PS4の性能を最大限引き出すスペックと、容量を480GBに抑えたことによる手頃な価格を実現している。
SSDの実力
プレーヤーにとっては周知の事実といえるが、MHWIで拠点からモンスターを狩りに行くためには、毎回ロード時間が発生する。このロード時間は、PS4の内蔵HDDをそのまま使っていると、どうしても長く感じてしまう。特に、長いのはエンドコンテンツにアクセスするためのロード時間。ロードを開始してから操作可能になるまでの時間をストップウォッチで測ってみると、1分30秒以上もかかっていた。拠点との往復になると、2分30秒を超える。しかし、バッファローの外付けSSD「SSD-PG480U3-BA」を使えば、往復してもロード時間は1分以内。実に、半分以下にまで短縮することができる。10回往復すれば、合計10分以上も短縮したことになり、ほぼ“ひと狩り”分の時間が浮く。出発前に勢いをそがれることもなく、素早く、快適にプレーすることが可能だ。
PS4のSSD化には“外付け”がおススメ
そもそも、PS4のSSD化には、内蔵HDDを内蔵SSDに交換する「換装」と外付けSSDを接続する「増設」パターンがある。今回、勧めたいのは、増設パターンだ。PS4の規格上、内蔵SSDに換装しても増設より効果は限定的になってしまう。PS4 Proの場合も外付けと内蔵の速度はわずかなので、いずれの場合も手間がかからず手軽な「増設」が無難な選択肢だろう。増設の方法は、外付けSSDをPS4に接続して、「設定」メニューから「USBストレージ機器」を選択。「拡張ストレージとしてフォーマットする」を実行すれば、「設定」の「ストレージ」に表示されるようになる。あとは、ロード時間を速くしたいゲームを「本体ストレージ」から選んで、コントローラーの「OPTIONS」を押し、「拡張ストレージへ移動する」を選択し、外付けSSDに移動させれば完了。バッファローの製品などには分かりやすい接続マニュアルも付属いているので安心だ。
外付けSSDを選ぶ際は、いくつか注意して確認する必要がある。まずは容量。PS4は256GB以上のSSDしか認識しないので、安いからといって120GBのモデルを購入しないように気を付けたい。今後、他のゲームもSSD化することを考慮しつつ、コストを安く抑えたいなら480GBがベター。外付けSSDのなかでもボリュームゾーンで、平均単価も下がってきており、狙い目のラインだ。
外付けSSDの中には「Gen2対応で高速!」などとうたう製品もあるが、PS4のUSBポートを介した場合の読み書き速度は5Gbps(理論値)。高速すぎる製品を購入しても、コストがかかってしまうだけだ。逆に、書き込みが遅い製品などもあるのでよく確認しておきたい。おすすめは、読み書き速度がともに300~400 MB/s台の製品だろう。
今後、MHWIのアップデートや他のゲームを快適に遊ぶなら、買っておいて損はないだろう。12月6日からのアマゾンサイバーマンデーや年末のセールなど、今は買い時でもある。ゲームをプレーする人へのクリスマスプレゼントとしても、有効かもしれない。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからPOSデータを通じてスマートフォンやデジタルカメラ、4Kテレビなどの販売台数・金額データを毎日収集・集計しているデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。