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「キャッシュレス派」の方が「現金派」より貯金上手、若い人ほど貯金好き、あおぞら銀行調べ

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2019/12/05 18:30

 あおぞら銀行が2019年10月に実施したインターネット調査「キャッシュレス時代の貯金に関する調査」によると、普段の買い物でキャッシュレス決済を使っている人の方が現金決済する人よりも上手に貯金していることが分かった。全国の20~69歳の男女の合計1000人に聞いた。

あおぞら銀行「キャッシュレス時代の貯金に関する調査」(以下同じ)

 普段の買い物を「キャッシュレス(クレジット・デビットカード、スマートフォン決済、電子マネーなど)」で支払う人と、「現金」で支払う人に分類して「思い通りに貯金できているか」と質問したところ、「そう思う」「ややそう思う」と答えたのはキャッシュレス派が40%、現金派が14%となり、いずれもキャッシュレス派の方が高かった。

 ほかにも、現在使っている貯金方法については、銀行などの金融機関が89%と圧倒的で、続いて郵便局が58%となったが、貯金箱を使っている人も38%いた。大人になっても10人に4人が継続して貯金箱で貯金している。
 

 しかも、あえて貯金箱を使ってコツコツ貯金しているのは20~30代の若い人ほど多い結果になった。「貯金箱で貯金をする(していた)目的」を質問したところ、20代の200人中78人の39%が「貯金をすること自体が楽しい」と答え、他の世代よりも突出していることがわかる。

 「具体的な目的はつくらず、貯まったお金で何を買うか考える」という質問でも20~30代が多いことから、特に目的をもたずに貯金する行為自体を楽しんでいる若者の姿が浮かび上がる。
 
 

 今後の貯金の方法については、「スマートフォン(スマホ)アプリなど、スマホで貯金を管理したい」と答えたのは、全体で32%だった。世代別では、20代が54%、30代が51%と若い人の方が高い一方で、60代が32%あった。40代が31%、50代が24%と低かった。